｢フラガール｣ストーリー

廃れた炭鉱町を救う一大プロジェクト。それが｢常磐ハワイアンセンター｣！！

(2008/10/16)

昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。時代は石炭から石油へエネルギー革命が押しより、閉山が相次いでいた。そこで、起死回生のプロジェクトとして炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」。目玉となるフラダンスショーのダンサー募集が地元の少女たちに対して行われたが、説明会ではセクシーな衣装で腰を振って踊る姿に、大半の応募者が逃げ出してしまう。残ったのは、これが最初で最後の町を出るチャンスだと考えた紀美子と早苗、会社の庶務係で子持ちの初子と、父親に連れてこられた一際大柄な女の子・小百合のわずか４人だけだった。そんな中、元ＳＫＤ（松竹歌劇団）で実際ハワイでフラダンスを学んだ平山まどかがフラダンスの教師として東京から招かれるのだが、彼女にはど素人の娘たちに踊りを教える意欲はなく…。