｢映画怪物くん｣ジャニーズが｢何はともあれ怪物くん｣と最優先で番宣する理由

【ﾆｭｰｽ】ジャニーズ｢何はともあれ怪物くん｣と最優先で番宣する理由

(2011/11/09)

毎週土曜21時から放送されているKAT-TUN･亀梨和也(かめなしかずや=25)の主演ドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)｡
放送開始前は名作アニメの実写版ということで不安の声も多かったが､第3話を終えて平均視聴率は17.3%｡
予想を超える好調具合に､出演者の士気はますます上がっているようだ｡

しかしジャニーズが優先して番組宣伝をしたいのはこの『ベム』では無く､今月末公開の映画『怪物くん』だという｡
『東京スポーツ』が報じている｡

同映画は嵐･大野智(おおのさとし=30)主演｡
昨年日テレで放送されたドラマの劇場版で､それに先駆けて先日スペシャルドラマの放送があったばかりだ｡

｢局の周りは『怪物くん』だらけ｡宣伝番組も一番多いかな｡それだけジャニーズ事務所のプッシュが強いんだよ｣(引用:東京スポーツ)と漏らすのは日テレ関係者｡
現場からは｢今､本当に押せ押せで行きたいのは『ベム』なんだよね｣(引用:同)と不満が噴出しているが､『怪物くん』が優先されているのは他でもなくジャニーズがKAT-TUNよりも嵐を宣伝したいと考えているからだ｡

｢何はともあれ今は『怪物くん』｣というジャニーズ事務所｡
この裏には嵐を目立たせたいという思いの他にも､失敗できないプレッシャーもありそうだ｡
というのも､同事務所が打ち出してきた映画はここのところ不発｡

香取慎吾の『西遊記』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE』､木村拓哉の『HERO』はいずれも大ヒットと言えるような結果は出せなかった｡

つまり裏を返せば､『ベム』は宣伝しないで黙っていても大丈夫だろう､という判断なのかもしれない｡
今のところキムタクの『南極大陸』(TBS系)よりも数字の上では勝っている『ベム』だが､今後も好調を保てるかが見物｡
『怪物くん』の宣伝効果も楽しみだ｡