アイシテル〜海容・絆〜
[第7話]
05/27放送

病院から退院したさつき(稲森いずみ)は小沢家への2度目の手紙を書き、富田(田中美佐子)に託した。
聖子(板谷由夏)は同じ母親としてさつきの気持ちを知りたいと手紙を受け取りつつも、これで最後にしてほしいと告げる。

その後、さつきはようやく智也(嘉数一星)と面会。
智也はさつきが入院していたと聞いて心配し、さつきはその優しい言葉に涙ぐんだ。

さつきが帰宅すると、ドアに「人殺しは出ていけ」という張り紙が。
やがて、大家からも1週間以内に出ていってくれと言われてしまう。

次の面会でさつきは智也に、カブトムシの幼虫がサナギになったことを話した。
それを聞いた智也はカブトムシの育て方を話し始める。
だが、その途中、智也が突然立ち上がって、部屋を出ていった。
何事か分からないさつきが富田に相談すると、いよいよ最後の扉を開けようとしているのだという。

帰宅したさつきのもとに彩乃(田畑智子)がやってきた。
彼女は自分を見つめ直すために家を出ることにしたと言い、さつきに母親と同居して欲しいと頼む。

一方、聖子が手紙を受け取ったことを知った秀昭(佐野史郎)はそれを取り上げ、自ら直接返してくると言って家を出た。
秀昭はさつきの家の前まで来るが、張り紙を見て、そのまま帰ってしまう。
手紙は家でゴミ袋に捨てるが、それを美帆子(川島海荷)が拾い出した。

その夜、智也は事件のことを思い出して、叫び声を上げる。
担当官になだめられた智也は、富田を呼んでほしいと告げた。
ついに、全てを語ろうとしているのだ。
富田から連絡を受け、さつきも智也のもとへと急ぐ。
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キャスト
野口さつき / 稲森いずみ(いなもりいずみ)
37歳の女性で都内の附属小に通う愛息・智也の塾費用を稼ぐためにパートで働く兼業主婦。
比較的裕福な家庭だが、家族を試みない和彦、無口な智也にどこかもの寂しさを覚えていた。
小沢清貴殺害の容疑で警察に保護された智也の行動が信じられずにいたが、
それも時間が経ってようやく受け入れ始めるようになった。
森田直人 / 岡田将生(おかだまさき)
智也が起こした事件後に生まれた智也の弟。
事件のことは何も知らず優しい兄を慕っており、直人が家を去った後はただ悲しむ。
高校2年生の時に事件のことをインターネットで知り、大きなショックを受ける。
森田智也 / 向井理(むかいおさむ)
さつきの息子で、20年以上前に小学2年生の清貴を殺害した過去を持つ。
24歳になった時、弟の直人に何も言わずに突然家を去る。


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