BOSS
[第9話]
「特別犯罪対策室」はトラック運転手・柏原が惨殺された事件を担当することになる。06/11放送
絵里子(天海祐希)は、真実(戸田恵梨香)、花形(溝端淳平)とともに現場へ。犯行は、衝動性があるものの、指紋を拭き取る、足跡を消すなど、証拠隠滅を図るなどの冷静さもあることから、絵里子は複数犯の犯行を考える。
科捜研・玲子(吉瀬美智子)からは、被害者の右半身に傷が集中していることから、犯人が左利きの可能性が高いと報告を受ける。
片桐(玉山鉄二)、山村(温水洋一)、岩井(ケンドーコバヤシ)らが聞き込み捜査により、柏原には暴力癖があり、妻、子に激しい暴力を振るっていたことがわかった。暴力が原因で妻とも離婚している。2人には26歳になる息子がいるが、息子もその子供に暴力を振るっているらしく、それを悩んで「虐待サイトSOS」というインターネットサイトに相談、相談所も訪ねていた事実がわかった。
「虐待サイトSOS」を運営するのは、慶政大学心理学部の西名亘教授(生瀬勝久)。事情を聞きに来た絵里子に、「父親から受けた暴力が、息子が父親を殺す動機にはならない」と話す。
犯人の目処がつかぬまま、土木作業員・町田が殺される。犯行現場の状況、殺害方法などから、柏原のときと同じ犯人による犯行と考えられた。
犯人を挙げられないことで、絵里子は丹波(光石研)から叱責される。
町田と柏原の接点を探るうちに、2人が「虐待サイトSOS」にアクセスしていたという共通点を見つけた絵里子は、「虐待サイトSOS」のメールにアクセスできる関係者、西名亘教授と2人の大学院生に焦点を絞って、徹底的にアリバイを調査した。もちろん西名亘教授も、だ。
すると、アリバイがなかった大学院生の指紋が、殺人に使われたナイフから発見されたのだ。任意で事情を聞かれる大学院生は「自分ではない」「もう一度、よく調べて欲しい」と犯行を完全に否定する。
絵里子には、思い当たる人物がいた。それを見抜いた真実が犯人について訪ねると、「確証がないことを言えば捜査を混乱させるだけ」と絵里子は口を閉ざす。しかし、「もし、私の推測が当たっていれば、私も経験したことのない事件となる」と言った。
絵里子は犯人をあぶりだすために、「離婚」「熱湯」「父子仮定」「閉所恐怖症」というキーワードを入れた書き込みを「虐待サイトSOS」に流した。
そのメールによっておびき出されたのは――西名亘教授だった。
西名亘教授は、多重人格障害者だったのだ。西名亘教授自身、子どものころに弟と共に父親から激しい虐待を受けていた。しつけと称して兄弟2人とも「熱湯」のシャワーを浴びせられ、その後に狭い物置に閉じ込められた。これが原因で西名亘教授は「閉所恐怖症」になったのだ。
大人になった弟は父親を殺害し自殺するが、西名亘教授は弟の死を受け入れられなかった。そこで自分の中に弟を作り、自分たちと同じ境遇にある父子に対して殺りくを行ったのだ。
西名亘教授自身も気づかないうちに――。
事件も無事解決した。そこで、「特別犯罪対策室」メンバー全員で飲みに行こうとしたとき、野立(竹野内豊)が対策室に入ってくる。そして突然、全員に謹慎を命じるのだった――。
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第1話
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の室長を務める女性。
大学法学部を卒業後、警察庁に入庁しキャリアの道をひたすら歩んでいた。
その後、順調に35歳で警視長まで出世したものの、突然アメリカへの留学を決意。
左遷とも噂されたが、なぜこのタイミングで海外行きなのか詳細は現在も謎のままである。
5年間FBIでプロファイリングなどさまざまな技術を学んだ後に帰国。
現在は海外で身につけた力を元に犯罪にあたっている。
こんな万能な彼女でも極度のオンチという欠点もあり。
警察庁の中枢に身を置くキャリア官僚で、役職は参事官補佐。
最年少昇進記録を次々に更新しながら出世しているエリート中のエリート。
その頭脳と手腕は上層部からも一目置かれる逸材である。
同期の絵里子のよき理解者である。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の刑事で、絵里子の部下として働いている。
科学捜査班出身という情報収集のスペシャリスト。
学生時代から“恋”よりも“科学”を選んできた変わり者。
最初は夢だった警察庁の科学警察研究所に入庁したものの、
毎回の寝坊が原因で特別犯罪対策室に異動となった。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室所属の刑事で、絵里子の部下。
警ら巡査から引き抜かれてこの部署にやってきた。
子供のころから強い正義感にかわれ警官になったが、
交番勤務のときに見たドラマ『24』を見て刑事を目指し、昇進試験を受けた。
性格は何事もあきらめることが嫌いな熱血刑事タイプ。
ガッツがあり素直なのだが、天然な要素も持ち合わせている。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室の刑事で、絵里子の部下。
必要以上に熱くなることがなく、クールでスマートのオトナな刑事。
どの分野にも精通した実力の持ち主で、女性警官からの人気もピカイチ。
しかし、ある事件をきっかけに警察組織を信じられなくなっており、
現在は、定時で帰宅するやる気のない刑事に成り下がってしまった。
科学捜査研究所所属の美人鑑識官。
死体検証のプロ中のプロで、チームにとっては貴重な存在。
美人なのになぜか独身のため、男性からの絶大な人気を集めている。
本人も恋愛に積極的で、複数の男性とデートを重ねるが、恋が成就したことない。
何がいけないのか…。
どうやら本人には思い当たる節があるようで・・・。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室に所属する刑事で、絵里子の部下。
チーム内では「落としの山さん」の異名を取る大ベテラン。
普段は普通のおじさんらしくいつもヘラヘラしているが、本人いわくそれは相手を油断させる為の演技だという。
果たして本当にそんな意味があるか、ないのか。
ある意味謎の多い男である。
警視庁捜査一課特別犯罪対策室に所属する刑事で、絵里子の部下。
柔道三段、剣道四段と格闘技術に優れる肉体派刑事。
かつて警視庁の暴力団対策課に所属していたこともあって、ケンカっ早い性格が欠点。
今回この対策室への移動もその性格から問題を起こしてのことだとか。
堂々と男の尻を触ったりするので“善治はゲイ”との疑惑もある。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011