コードブルー
[第6話]
厳しい手術を受けることになった老人・松原秀治が死亡した。彼の年金をあてにしていた家族は死を悲しむよりも悔しがっていた。その様子を少し愉快気に報告する藍沢(山下智久)を白石(新垣結衣)は非難する。08/07放送
その頃、救命救急センターには藍沢の祖母・絹江(島かおり)が搬送されていた。転倒による大腿骨を骨折だという。藍沢は黒田(柳葉敏郎)から絹江のことを聞くが、「治療が終わっているのなら搬送されてくる患者の処置を終えてから行く」とあっさり答える。
ドクターヘリで搬送されてきたのは、小田(大高洋夫)という男で、2階屋根を修理中に落ちたのだ。ヘリが到着した直後、小田は危篤となり、緊急治療室に運ばれる。処置を終えた緋山(戸田恵梨香)と森本(勝村政信)は2階屋根から転落なのに、手足にケガを負っていなかった点に気づく。森本たちは「転落したとき、すでに小田には意識がなかったのでは…」と、CT検査を始めた。
その様子を見ていた小田の娘・有美(伊藤麻里也)が「自分は悪くない」と不可解なことをつぶやき始めた…。じつは、小田は娘と結婚を巡って口論となり、小田が屋根の修理を始めたときに突き落とされたのだった。
検査の結果、転落の直接の原因はガンによる一時的な意識障害だった。
その頃、藤川(浅利陽介)は白石たちを捕まえて、藍沢の噂話に花を咲かせていた。藍沢は両親が離婚、その後、ずっと祖母の絹江に育てられたらしいのだ。藍沢が絹江の病室を訪ねたとき、藤川と緋山、白石も病室へと入っていく。仕方なさそうに、藍沢は「自分の同僚」と3人を絹江に紹介するが、絹江は藍沢にも「初めまして」とあいさつした…。
そのことを脳外科医・西条(杉本哲太)に話すと、西条は「ケガのショックによる一時的な健忘症か認知症」だと判断し、しばらく様子を見ることになる。
しかし絹江の状態は、日を追うごとにせん妄がひどくなっていた。白石は救命救急から戻ってきた藍沢に報告。黒田は絹江がリハビリ病棟に移るまでの間、絹江のことを見てあげるよう、藍沢に指示を出した。
一方、藤川と冴島は、「父親に黒魔術をかけた」という、息子・久志(熊谷知博)から話を聞いていた。父親(北見敏之)がうるさいから黒魔術をかけた。術にかかれば1週間で狂い死ぬと話す。そのとき、久志の父親が植木の土を美味しそうに食べ始めたと報告が入る…。
しかし、検査の結果は歯科治療からくる髄膜炎だった。それを知った久志は自分のせいで父親がおかしくなったのではないと知りホッとする。
黒田は、上村が髄膜炎であることによく気づいたな、と藤川に声をかける。正直に冴島のことを話そうとする藤川を止めたのは、冴島自身だった。そこに藍沢がやってきた。黒田は、リハビリ病棟に移るまで絹江のことを見るよう藍沢に指示する。
絹江の痴呆はどんどん加速し、夜は体を固定されるまでとなっていた。しかし、そんな絹江が「いつも思っているのは藍沢のこと」だと知った藍沢は、絹江を強く抱きしめ、泣き始める…。
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キャスト
藍沢耕作 / 山下智久(やましたともひさ)自らの医療技術に絶対の自信を持つ若きフライトドクター候補生。知識も豊富で、更なる技術を得るためなら努力は惜しまない…。
軽症の患者には全く興味がなく、重症患者を担当したがる。
白石恵 / 新垣結衣(あらがきゆい)
医者になるべく生まれてきたフライト・ドクター候補生。
医療センスは抜群だ。経験を積んで、段々、医師としての自覚が芽生える。藍沢耕作のことは理解できないでいる。
緋山美帆子 / 戸田恵梨香(とだえりか)
大学の救命センターに勤務している。フライトドクター専門研修生(フェロードクター)。自分のフライトが、他の研修生がいることで減るのが、正直、嫌だ。仕事に積極的な女性。
三井環奈 / りょう(りょう)
現役フライトドクター。現在は産婦人科と新生児医療を専門としている。
田所良昭 / 児玉清(こだまきよし)
救命救急部の部長。離島やへき地などでの勤務を経験してきた苦労人。医師の抱える辛さや悩みをよくわかっている人間。
藤川一男 / 浅利陽介(あさりようすけ)
耕作や恵と同様、フライトドクター専門研修生。
明るく、お調子者。技術に劣等感を感じている。
常にプレッシャーをかけられる、救命センターの仕事に向いていないと感じている。
森本忠士 / 勝村政信(かつむらまさのぶ)
現役フライトドクター。整形外科医。黒田や耕作など、医療の仕事が全て、というスタンスを嫌う。プライベートを大切にしていて、「ドクターも家庭人」がポリシー。ところが、以外にも、妻も子供もいない。
技術的に優秀な医師。
梶寿志 / 寺島進(てらじますすむ)
航空会社勤務。超ベテランパイロット。常に冷静。時として、大胆な決断も可能な人間。
西条章 / 杉本哲太(すぎもとてった)
優秀な脳外科医の代表のような人物。救命センターで処置できない脳損傷患者を担当。その技術は折り紙付きで、フライトドクターの黒田と同期ながら、最年少で部長職についている。黒田とはライバル。
冴島はるか / 比嘉愛未(ひがまなみ)
救命救急センターの優秀なフライトナースで最年少だが、医療センスが良く、実践経験が豊富。もともと医者になりたかったようである。「研修生は、みんなお坊ちゃん、お譲ちゃん」だと、見下したところもある。
黒田脩二 / 柳葉敏郎(やなぎばとしろう)
フライトドクター。救命センターのエース的存在。専門は胸腹部外科。「外科医は才能が全て」だと考える仕事人間。研修生たちを厳しく指導する。
栗山美樹 / 川島海荷(かわしまうみか)
若年性糖尿病によって現在入院中の女の子。
病状が進行しており、右腕を切断しなければならない状態にまでなっていた。
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