ホタルノヒカリ2
[第1話]
07/07放送

――3年前。
干物女・ホタル(綾瀬はるか)は、遠回りをしながらも部長(藤木直人)と両思いになったはずだったが、その後すぐに香港へ配属が決まり旅立つ。

――そして、今。
香港のプロジェクトがひと段落して、ホタルは日本に帰国。部長(藤木直人)のいる第一企画部に配属になった。帰国後すぐに出社するホタルは二ツ木(安田顕)や山田(板谷由夏)から「3年前とはメンバーが大幅に変わった」と言われる。

さっそくエレベーターで第一企画部の契約社員・瀬乃(向井理)と一緒になり、彼の調子に乗せられて、つい「ドキュンコドキュンコニャンニャン」と踊っているところに部長が乗り込んできて気まずい雰囲気に…。

そのあとさっそく第一企画部の会議が始まるが、瀬乃は「9時5時の契約だから」とさっさと帰ってしまうし、美香(臼田あさ美)も「自分の仕事は終わったから」とさっさと帰宅してしまう…。

その日、残業をして帰ったのは部長とホタルだけだった。部長とホタルは「お疲れ様」と挨拶を交わし、それぞれ別々に部長の「縁側のある家」に帰宅していく。

さっそくTシャツ&ジャージ姿になってくつろぐホタルを呆れるように見下ろす部長。ますますパワーアップしたホタルの「干物女っぷり」に脅威さえ感じていた。

部長は怒っていた。3年前、「ビバ 遠距離恋愛!」を誓ったはずなのに、この3年間、ホタルは一度も日本に帰って来ないうえ、「毎日電話する」「毎日メールする」「毎日手紙も書く」と言っていたのに、実際は絵ハガキ一枚だけ。一方の部長は、マメにメールを送ったりしていたのに…。

部長は「このままなし崩しに一緒に暮らすつもりはない」と言うと、おもむろに家を出てしまう。じつは部長は小夏(木村多江)と、毎晩のように会っているのだ。

部長に女がいることを知ったホタルは部長と「これからの二人について」話し合うとする。そこで貯蓄の話になり、ホタルが47円しか持っていないことにスッカリ呆れる部長。そこに電話がかかってきて、部長はまたしてもホタルを残して家を出て行ってしまった…。

一人残されたホタルは街に出ると山田に電話するが、生憎、留守電…。そのとき瀬乃と美香が飲んでいる席に呼ばれ、一緒に呑むことになる。美香が帰ってしまったあともどんどん酒を飲むホタル。結局、ひとりで帰ることができず、瀬乃におんぶしてもらい帰ることに。

部長が帰るとホタルがいない。そのとき「部長のおみやげ」と書かれた箱を見つけたので開封すると、そこにはリオのカーニバルの衣装が…。すると部長はおもむろに衣装を着ると、そのままホタルの帰りを待つのだった。

一方、蛍が目覚めると…隣には瀬乃が寝ているではないか!? 「やっちまったか?やっちまったのか?自分!?」と焦るホタルだったが、結局、なにもなかったようだった。

朝、会社のエレベーターで部長と一緒になったホタルは、咄嗟に、昨晩は「山田と一緒だった」と嘘をついてしまうが、結局、瀬乃と朝まで一緒にいたことがバレてしまう。

クライアントも招待したイベントの日。すっかり落ち込むホタルを瀬乃が励ます。ところが美香から「ホタル先輩のようになりたい。がんばります!」と言われると、すっかり落ち込んでいたことも忘れて、部長の家に帰宅するのだった。イベントから帰宅したホタルと部長はすっかり仲直りをする。そこで部長は「君のいない3年間、私はより深く君のことを考えた。深く考えたから、このままなし崩しに君と暮らす気はない。君が帰ったらいうつもりだった。結婚しよう。これからの2人は夫婦だ。君は一生、俺の女だ」とホタルに言った。部長の言葉に喜ぶホタル。調子に乗ったホタルは、部長に「リオのカーニバルの衣装を着て一緒に踊ろう」と提案。嫌がる部長だったが、「着ないとチューしますよ」と言われて、一緒に踊るのだった…。

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08/11 第6話


08/04 第5話


07/28 第4話


07/21 第3話


07/14 第2話


07/07 第1話

キャスト
雨宮蛍 / 綾瀬はるか(あやせはるか)
会社ではテキパキ働き一見まともなOLだが、
実態は家でダラダラ過ごすのが大好きなナマケモノ。

休日は「昼寝・マンガ・ビールだね♪」とちょんまげ、ジャージをこよなく愛す干物女。

仕事で香港に転勤させられていたが、3年後、帰国。
部長のいる縁側の家で再出発するはずだったのだが・・・。
高野誠一 / 藤木直人(ふじきなおひと)
仕事も出来るしセンスもいい、クールで後輩の面倒見もよく理想的な上司。
会社での姿と家でのホタルのギャップを楽しみ、
「干物女」という20代の珍しい生き物を飼い、観察している気分。
しかし、ホタルに対して新たな感情が芽生え始め…。

瀬乃和馬 / 向井理(むかいおさむ)
SWビルド・コーポレーション 第1企画部所属。契約社員。
仕事は契約だから定時!
軽薄な感じだが、仕事はデキて女にもモテる男。

最初は色気もないホタルに興味はまるでなく、からかう位の存在だった。
だがそのうち何でも言い合える親友のような関係になり…
山田早智子 / 板谷由夏(いたやゆか)
浅田小夏 / 木村多江(きむらたえ)
部長とナゾのコンタクトをとっているオトナの女。
キレイで、優しくて、ホタルが「かなわない」と思うカンペキな女性。

3年前に夫を事故で亡くし、千夏という娘をひとりで育てている。
桜木美香 / 臼田あさ美(うすたあさみ)
SWビルド・コーポレーション第一企画部所属。
入社3年目のホタルの後輩。

仕事はそつなくこなすのだが、淡白で執着心があまりない。
仕事より、自分の楽しみを優先したいタイプ。
瀬乃のことが気になりはじめ…。

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