3年B組金八先生〜2007
[第10話]
「友情よりお金」という口グセで、3Bの裏サイトで標的にされてしまった佐藤千尋(森部万友佳)だったが、そこに自分を励ます会を開催されるという書き込みがあり、夜のファミレスへ向かう。と、そこにやってきたのは友人たちではなく、見知らぬ男・山田一郎(山本浩司)だった。12/13放送
その男は“教育ジャーナリスト”を名乗っており、『学校裏サイト』の実態を取材するため、いじめに遭っている千尋に接触したのだと説明する。 最初は警戒していた千尋だったが、「謝礼3万円を支払う」という言葉につられ、取材に応じてしまう。
一方、田口彩華(高畑充希)ら数人で千尋を励ます会に行こうとするが、千尋に電話をしてもつながらない。ファミレスに行っても千尋の姿はない。その時、千尋から電話が入った。が、すぐに切れてしまう。
千尋は助けを求めようとしていた。取材場所であるマンションに到着すると、山田は態度を一変させ、ビデオなどを撮り、変質的なことをしかけてくるのだった。怖くなった千尋は、「帰りたい」と申し出るが――。
彩華たちが千尋を探していると、坂本金八(武田鉄矢)と坂本幸作(佐野泰臣)に出会い、千尋がいなくなったことを相談する。ちょうど、裏サイトに「助けて」という千尋の書き込みがあり、金八たちはその部屋に突入し、千尋を助け出したのだった。
翌日、桜中学やその周囲は騒然としていた。チェーンメールでおもしろおかしく書かれたり、週刊誌が取材にきたりしたのだ。
そのころ、千尋は保健室で学習することになっていた。しかし、お金を貸している子のところに取り立てにいくといい、本田知美(高畑淳子)を驚かせる。
教室に行った金八は、裏サイトに千尋の悪口を書き込んだ者に挙手させようとするが、誰も反応しない。裏サイトに書き込んでおきながら誰も責任を取ろうとしないのはどういうことだと金八はさらに問う。そして、表現の自由があるから裏サイトをやめろということはできない。けれど、自分は匿名ですぐに相手を指名し、きたない言葉で悪口を言う「誰か」が大嫌いだと主張するのだった。
その夜、金八は千尋の家を訪ね、様子を見るが、千尋は屈託なく「おかねを貸してほしかったらいつでも言って」というのだった。そんな千尋に金八は「おかねの使い方はゆっくり勉強したほうがいいんじゃないかな」と諭すが、千尋はお金に関して、確固たる信念があるのだった。
翌日、金八はお金についての授業をし、今、何がほしいからお金がほしいのかを自分の名前とともに書かせる。さらに、お金では買えないものとは何かと考えさせる。
しかし、肝心の千尋は、何もほしいものを書いていなかった。
金八はさらに突き詰めて、生徒たちに問う。君たちがお金で買いたいと思っていたものは、つきつめていけば、お金で買えないものだったのではないか、と。そして千尋に、「君はお金で買えない仲間がほしかったから、あの夜、ファミレスに行ったんじゃないのか? 寂しかったのではないか?」と聞く。あのとき、怖い思いをしてまで助けてくれた仲間たちは決してお金では買えない物だ、と。
千尋は金八へのノートに、「私がほしかったのは両親の笑顔だったのかもしれない」と書きつつも、「やっぱりお金が大事だから、これからもお金をためようと思う」としたたてあった。
それを読んだ金八は、金よりも大事なものがあることを必ず教えてやると決意するのだった。
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キャスト
本田知美 / 高畑淳子(たかはたあつこ)坂本金八(さかもときんぱち) / 武田鉄矢(たけだてつや)
東京都足立区立桜中学の3年B組担任。国語の先生。生徒や先生からは金八先生と呼ばれて慕われている。担任のクラス内で起きる様々な問題に体でぶつかって解決へと導いていく熱血先生だ。受験至上主義の学校体制に疑問を持っている。
坂本乙女 / 星野真里(ほしのまり)
北尚明 / 金田明夫(かねだあきお)
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