Mother
[第10話]
06/16放送

「怜南(=継美)を室蘭から呼び寄せて学校へ行かせたのは自分」葉菜(田中裕子)は奈緒(松雪泰子)を庇おうとするが、奈緒が「自分が誘拐した」と自供して逮捕される。

この事件をマスコミは面白おかしく書きたてた。奈緒の実家・鈴原家にもマスコミが押し寄せ、奈緒の妹・果歩( 倉科カナ)の決まっていた内定は取り消しになり、母・籐子(高畑淳子)も会社の社長職を辞任することに…。

継美(芦田愛菜)は児童養護施設へ引き取られることになった。藤吉(山本耕史)は奈緒を心配し面会に訪れるが、奈緒は継美のことばかり心配している。そんな奈緒に「継美じゃなく道木怜南だ」と藤吉は諭した。それでも「もう一度、継美に会いたい」という奈緒に「これからの裁判によっては会えるかも知れない」と言う藤吉。さらに、この事件で藤子が社長を退任し、妹が内定取り消しになったが2人とも奈緒を恨んではいないことを伝え、「これからは気持ちを切り替えて罪を償っていくべきだ」と諭すのだった。

奈緒の裁判が始まる頃、怜南の母・仁美の彼が逮捕される。容疑は怜南の虐待。さらに仁美(尾野真千子)も逮捕された。“ゴミ袋にいれて放置した”事実が明らかになったのだ。取調べで仁美は怜南のマフラーを握りしめ「私を死刑にしてください」と泣き出すのだった。

奈緒の裁判が結審する。量刑は――懲役1年、執行猶予3年。判決を聞いて藤子はホッとした。葉菜も藤吉から裁判の結果を聞き、「ありがとうございました」と礼を言う。葉菜の体調は悪く、辛そうにしているのに、近所の神社へお礼参りへと行くが、そこで倒れてしまう…。

藤子が葉菜の見舞いに行くと、葉菜は「奈緒には内緒にしてください」と頼む。しかし、「娘に知らせないで逝くなんてダメよ」と藤子は言うと葉菜を励ますのだった。

藤吉は継美のいる施設に取材する。

自宅に戻ってきた奈緒は「一生かけて償います」と藤子に頭を下げる。しかし藤子も2人の妹も奈緒を責めることなく、ただ、温かく迎えるのだった。


奈緒が携帯電話の電源を入れるとたくさんの「非通知」着信が…。そこに藤吉が訪ねて来る。藤吉は奈緒にビデオカメラを差し出した。そこには、施設で笑顔を見せている継美の姿が…。楽しそうに施設の友達と遊ぶようすを見て奈緒は涙を流した。

藤子から葉菜の容態を聞いた奈緒。藤子は奈緒を励まし、彼女に葉菜の最期を看取ってくるように励ました。葉菜の病室を訪ねた奈緒。2人は初めて素直に親子の時間を過ごすのだった…。

奈緒が自宅に戻ると携帯電話に非通知通話が…。それは継美からだった。

食堂の公衆電話から内緒で電話をしている継美は、「先生たちも優しいし友達も出来た」と施設での生活を報告するが、最後に「お母さん…いつ迎えにくるの?」と言った。

「お母さん。もう一回、誘拐して」継美は言った…。

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キャスト
鈴原奈緒 / 松雪泰子(まつゆきやすこ)
虐待を受けている少女を誘拐し、
その子の母親になることを決意した女。
鈴原継美(道木怜南) / 芦田愛菜(あしだまな)
奈緒の教え子。子供ながらどこか現実的な言動をしたり、大人びた態度を見せるなど、学校からは父親が早くに亡くなったことから「不思議な子」と認識されている。
好きな物をメモ帳に書いたりするなど、年相応の一面もある。

何故か奈緒に懐き、関わろうとする。
仁美や浦上から虐待を受けながらも必死に耐え、まともな食事を与えられない栄養失調が原因で、他の子供より身長・体重・発育面に関して下回っている。
藤吉駿輔 / 山本耕史(やまもとこうじ)
兄の健輔(田中実)は奈緒の知り合い。
奈緒と怜南を追い始める。
鈴原芽衣 / 酒井若菜(さかいわかな)
挙式を控える妊婦。
姉・奈緒の行動が読めずイライラするのが常。
鈴原藤子 / 高畑淳子(たかはたあつこ)
三姉妹を女手一つで育てた。
奔放な性格で大らか。
娘たちを心配している。
鈴原果歩 / 倉科カナ(くらしなかな)
幼なじみの耕平(川村陽介)と交際中。
現代っ子でクール。
姉を心配している。
望月葉菜 / 田中裕子(たなかゆうこ)
理髪店を営む。
藤子と過去に何かあったようだ。
奈緒の実母?

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