マイガール
[第3話]
10/23放送

「オムライスを食べたい」コハル(石井萌々果)の言葉に、正宗(相葉雅紀)は自分の子供の頃を思い出していた。子供の頃、正宗も母・光代(室井滋)が作るオムライスが大好きだったのだ。コハルにおいしいオムライスを作ってあげたいと思う正宗だったが、光代にオムライスの作り方を聞くわけにはいかなかった。正宗はコハルのことを光代に話していなかったのだ。コハルとの生活を光代が納得するはずがない。猛反対するに決まっていると思っていたからだ。

ところがある日、光代はコハルのことを知ってしまう。光代は隠れてコハルを産んだ陽子(優香)のことを「無責任だ!」と責めた。実は光代は父親に育てられ、子供ながらにとても苦労したのだ。同じ境遇にいるコハルを光代は心配していた。光代の言い方に正宗は怒りを覚える。そして「自分で育てる」と言い張った。夫・清助(山崎一)と相談した光代は、「コハルと共に実家へ戻るよう」正宗に話しをした。

「おじいちゃんとおばあちゃんの家に行きたいと思う?」正宗から尋ねられてコハルは複雑な気持ちになる。しかし、友哉に「パパもおじいちゃんとおばあちゃんに助けてもらった方がラクになるんじゃないかな」と言われて、素直な気持ちが言えなくなってしまった。

正宗と一緒に今のアパートで暮らしたい――これがコハルの本当の気持ちだった。このアパートは、母・陽子と父・正宗が「将来、一緒に暮らしたい」と言っていたアパートだからだ。

コハルは自分の気持ちを1枚の絵に描いた。それは、アパートの前にいる正宗、コハル、陽子の絵だ。

正宗は実家に戻ろうと考えていた。しかし、コハルの“絵”を発見すると、再び、コハルと2人で暮らしていくことを決意する。

光代は、かつて自分が父親と二人暮らしだった幼い日を思い出し、コハルと重ね合わせて反対する。その時、正宗は光代に尋ねた。「母さんは不幸だった?」正宗の言葉に、光代は、自分の世話を一生懸命してくれた父との苦労しながらも楽しかった日を思い出す。

翌日、清助から光代の作る“オムライス”の秘密を聞かされる。光代は玉ねぎが嫌いな正宗のために、なんとか好き嫌いを克服させようと、玉ネギを摩りおろして、炒めて、オムライスの中に入れていたそうだ。さらに玉ねぎが入っていることがわからないように、ソースを工夫していたという…。清助の話を聞いた正宗は、親の愛の有り難さを実感した。

そして――シイタケが嫌いなコハルのために、一生懸命にシイタケを細かく切って、こっそりオムライスに入れた。「おいしい」と言いながら、コハルは正宗が作ったオムライスを嬉しそうに食べている。

そんなコハルを正宗は優しい眼差しで見守るのだった…。

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キャスト
笠間正宗 / 相葉雅紀(あいばまさき)
カメラアシスタント。
忘れられない元恋人から突然の訃報が来る。
心優しい青年。
塚本陽子 / 優香(ゆうか)
正宗(相葉雅紀)が高校時代に付き合っていた4歳年上の元恋人。
6年前に姿を消す。

コハル / 石井萌々果(いしいももか)
正宗(相葉雅紀)と陽子(優香)の娘。
明るくしっかりしている。
父正宗に迷惑をかけないよう気にしている。
柴田友哉 / 村上信五(むらかみしんご)
コハルが通う保育園の保育士。
保育士になったのには理由があるようで・・・。
林弘和 / 北村有起哉(きたむらゆきや)
正宗が勤める写真スタジオのマネージャー。
厳しいが、正宗を高く評価。
瀬山高志 / 山崎樹範(やまざきしげのり)

塚本志織 / 朝加真由美(あさかまゆみ)

木村英生 / 日村勇紀(ひむらゆうき ばななまん)

室田澄子 / 大森暁美(おおもりあけみ)

笠間光代 / 室井滋(むろいしげる)
正宗の母。翻訳家。
正宗がコハルを引き取ることに猛反対。

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