リッチマン、プアウーマン第11話あらすじ完全版

リッチマン、プアウーマン

[第11話]

09/17放送

日向（小栗旬）は新会社を安岡（浅利陽介）に任せ、自分は「NEXT INNOVATION」の再建に乗り出した。

真琴（石原さとみ）が鍵を返しに来た。すると安岡は「それは持っていてくださいよ。元々は二人の会社なのだから」と鍵を受け取らなかった。

真琴は安岡や他の社員に「写真立てはなかったか」とたずねるが、誰も知らなかった。そのとき日向の記者会見が始まる。会見を見ていた真琴は「NEXT INNOVATION」の前に行く。そこで日向とばったり会うが、お互いに素直になれず、口ゲンカをして別れてしまった。真琴が“ブラジルへ行く”ことを知って、さらに意固地になってしまったのだ。

今まで頑なに面会を断っていた朝比奈（井浦新）だったが、新聞紙面で日向が「NEXT INNOVATION」を再建させると知ると、朝比奈は初めて日向と面会した。

「お前はやり直せる。NEXT INNOVATIONはもうダメだ、捨てろ」という朝比奈に対して、「絶対に再建するから、必ず帰って来い」という日向。日向の言葉に朝比奈は感動し、復帰後の恩返しを誓う。

日向はやっと真琴と携帯が繋がるが「好きすぎて辛いから、会いたくない」と電話を切られてしまう。真琴は日向に会わないままブラジルに行ってしまおうと考えていたのだ。

真琴の言葉に悩んだ日向は、再び朝比奈に相談しに行く。「好きすぎて辛いから、会いたくない」という真琴の言葉を聞いた朝比奈は笑い出す。そして鈍感すぎる日向に「好き過ぎて辛い、というのはお前の気持ちが知りたいってことだ」とアドバイスした。

仕事のほうは日向の奇策で、「NEXT INNOVATION」は倒産の危機を乗り切った。社長の復帰した日向は今までのような“暴君”ではなく、他人に感謝できる“普通の人”になっていた。そんな日向に、山上（佐野史郎）をはじめ「NEXT INNOVATION」の社員は“一生ついて行く”ことを心に誓っていた。

真琴がブラジルに行く事を知った安岡は、真琴が搭乗する飛行機を調べ上げ、日向を空港に向かわせる。搭乗前に真琴を捕まえた日向は、初めて「好きだ」と告白する。

――1年9ヶ月後。
朝比奈が会社に戻ってきた。そしてブラジルに赴任していた真琴が帰ってきて、「NEXT INNOVATION」に立ち寄る。日向と真琴を取り囲むように、「NEXT INNOVATION」社員全員で記念写真を撮った…。

≪完≫

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