最後から二番目の恋
[第4話]
大橋秀子(美保純)と娘・知美(佐津川愛美)との見合いを断った和平(中井貴一)。ホッとした気分になった和平は、偶然再会した秀子に「もし良かったら、ご一緒していただけませんか」と秀子お勧めの喫茶店でお茶を飲む。02/02放送
その頃、千明(小泉今日子)は買い物の帰宅途中の江ノ電車内から真平(坂口憲二)が女と腕を組み楽しげに歩いているのを目撃してしまう。すると千明の後ろから「あれは、みどりちゃんです」という声が!突然万理子(内田有紀)が現れ、勝手に解説し始めたのだ。それから千明は万里子から“みどりちゃん”の話を聞くために喫茶店に入る。
喫茶店には、偶然、和平と秀子がお茶をしていた。さらに真平がみどりを連れて入店してくる…。
家に帰った千明が夕食を作っていると真平がやってきた。真平は“みどりちゃん”について何も聞こうとしない千明を背中から抱きしめ感謝の気持ちを伝えた。
翌日、和平は通勤途中に駅のホームで千明を見つけ挨拶。先日の喫茶店での一件を話題に盛り上がった。最後に千明は和平におごってもらう約束を取り付ける。
和平が職場に着くと、手ぐすね引いて待っていたのは知美だった。母親と抜け駆けデートしたことを指摘した知美は、今度は自分とのデートを約束させる。さらにその直後に秀子からも電話が掛かってきて、再びお茶する約束をしてしまう。
その頃、千明の家に典子(飯島直子)が上がりこんでいた。夫から「もう愛していない」と言われショックを受けて逃げ込んできたのだった。
「女が年取るってさ、大変だよね。切なくなるよね…時々ね」専業主婦とシングルのキャリアウーマン。生活環境は違えど、40歳女の共通の“不安”に共感する2人は抱き合って涙するのだった…。
03/22
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キャスト
吉野千明 / 小泉今日子(こいずみきょうこ)45歳独身。テレビ局のドラマプロデューサー。
健康や老後のことに不安を感じ、仕事に一筋なもののイライラしっぱなし。
老後は友達と古民家を借りて住むのもよいかと、軽い気持ちで鎌倉を下見に。
長倉和平 / 中井貴一(なかいきいち)
50歳独身。4人兄弟の長男で、鎌倉市役所の観光推進課勤務。
両親が早くに亡くなり、兄弟の親代わりとなっている。
妻と死別した寂しい子持ち。
この先、誰かと恋をするなんて面倒くさいと思っている。
長倉真平 / 坂口憲二(さかぐちけんじ)
35歳独身。自由奔放でイケメンだが、どこか幸薄い雰囲気をまとっている。
現在は自宅を改装したカフェの店長。
「自分が笑いかけることで誰かの心が和らぐなら、なんだってしよう」と思っている。
水谷典子 / 飯島直子(いいじまなおこ)
45歳主婦で、長倉家の口うるさい長女。一児の母親。
高校を卒業してすぐに、自分を受け持っていた体育教師と結婚した。
息子や夫が自分を家政婦にしか見ていないのを不満に思い、近所の実家に入り浸る。
長倉万里子 / 内田有紀(うちだゆき)
35歳の独身で、真平の双子の姉。
繊細な心の持ち主で、人の何気ない一言に傷つく。
転職を繰り返して、今はフリーター。
栗山ハルカ / 益若つばさ(ますわかつばさ)
人気の若手美人脚本家。千明と組むこととなった。
実は結婚しており、子どももいる。
空気を読まず思ったことは笑顔でハッキリ言う性格。
大橋知美 / 佐津川愛美(さつかわあいみ)
鎌倉市役所観光推進課に勤める、和平の部下。
アニメ声だがしっかりした性格。
和平を一方的に慕い、母親と共に和平を巡って争っている。
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