それでも、生きてゆく
[第6話]
双葉(満島ひかり)が祖母の暮らす介護施設に行くと、文哉(風間俊介)がやってきた。久々の再会に涙する双葉に文哉は優しかった。08/11放送
船屋『ふかみ』に隆美(風吹ジュン)が訪ねてきた。家を飛び出した双葉を探してやってきたのだが、そこで響子(大竹しのぶ)と顔を会わせることとなる。さらに駿輔(時任三郎)もやってくる。
駿輔と隆美は、響子に謝罪しようとした。しかし、響子は2人と顔を合わせるのが精一杯だった。
双葉と文哉は、明日、2人が生まれた因島に行く約束をして別れる。
その頃、紗歩(安藤サクラ)は、文哉の留守を狙って文哉の通帳やキャッシュカードを探していた。さらに書類から生年月日を割り出し暗証番号を探り当てていた。
洋貴(瑛太)に五月(倉科カナ)から連絡が入る。医療少年院で文哉が担当していた東雪恵(酒井若菜)が生きていたと言うのだ。雪恵の勤め先を突き止め、会いに行く。
途中、五月と洋貴は別行動をした。その間に洋貴は双葉と連絡を取り、カラオケで会った。双葉が文哉と会ったことを話すと、洋貴は文哉の居場所を尋ねるが、双葉が言おうとしないので出て行ってしまう。
翌日、双葉と文哉は因島に行くために待ち合わせの場所で再会した。そこで双葉は文哉に「因島に行く前に、深見家の人に会って謝ってほしい」と懇願する。しかし文哉は、深見の娘を殺したことに対して罪の意識はなく、双葉を置いて立ち去ってしまった。
洋貴と五月は雪恵と会うが、文哉の話を聞く前に逃げるが、何とか説得して話を聞けることになる。
農場に戻った文哉は、紗歩が文哉の貯金を盗んだ事を知る。「文哉に謝れ」と怒る五郎(小野武彦)に、紗歩は全く反省していない様子だった。さらに、文哉がかつて小学1年生の女の子を殺した事を、真岐(佐藤江梨子)を前に暴露し、笑った…。
09/15
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第1話
中学生の時、友人に7歳の妹を殺害された兄。
母親から妹の世話を頼まれていたが約束を守らず事件が起こってしまい、自責の念を抱えている。
家庭が壊れてしまってからは父親と暮らすが、父親の死に際にその思いを知り、それを受け継ぐように15年の時を経て行動に出る。
洋貴の妹を殺害した少年Aの妹。加害者家族として引越を繰り返しながらひっそりと生きてきた。
兄のことが大好きで、殺人を起こしたことが信じられなかった。
引越しを繰り返すがその度に嫌がらせが続き、被害者家族が嫌がらせをしているのではないかと思い、
洋貴に辞めてもらうようお願いするため近づく。
洋貴の家族の思いを間近で知り、加害者家族である自分の立場に戸惑い始める。
中学時代の洋貴の友人で、洋貴の妹を殺害した少年A。現在は名前を変えて社会復帰している。
保護司の紹介である果樹園農家に住みこみで働いているが、家族の誰とも連絡をとっていない。
妹・双葉に偶然出会ってからはコンタクトを取り始める。
果樹園農家の娘・真岐に好意を持たれるが、彼の過去を知る女性がやってきてバランスが崩れてしまう。
洋貴の弟で、殺害された少女の兄。事件当時は小学6年生だった。
現在は日垣の婿養子となっており、妻と1歳の子どもがいる。
家族が崩壊したのは父親のせいだと憤り、兄・洋貴のふがいなさに反発する。
日垣家に恩を感じており、家族と母親のためにも事件を忘れようとしている。
双葉・健二の妹で現在中学3年生。
事件直後に生まれたため、当時のことを知らず少年Aである兄の面影もまったく知らない。
詳しいことを両親が語ってくれず、冷静に装うものの不満を抱えている。
兄を慕う姉を理解できない。
加害者である健二と、双葉・灯里の母親。
良妻賢母で、夫の駿輔に従って生きてきた。
駿輔の提案もあり、子どもたちのためにも離婚して旧姓を名乗るが、家族一緒に行動している。
家族を守るために、健二のことは忌避している。
実はある秘密を抱えているが、胸中に秘めていようと決意した。
殺害された少女と洋貴、耕平の母親。夫の言動に対する不信感のあまり離別し、
現在は次男の耕平が婿養子に入った家に同居している。
何事にも動揺しないほど心無い状態で生きており、母親ならではの殺された娘に対する懸念を胸に抱えている。
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