鈴子の恋
[第13週]
03/26放送

柳枝(神保悟志)が亡くなった。初七日の法要を終えた後、雄二(山崎樹範)は田淵(田中幸太朗)を呼び止め、「蝶々(映美くらら)にちょっかいを出したら許さない」と言った。そんな蝶々は、田淵から「惚れた」と言われていた。

ある日、蝶々は雄二を郁子の店に誘うと、「田淵と交際している」と告白する。ショックを受けた雄二は店を飛び出してしまった。

雨の中、一人で店を出た蝶々は雨に打たれた雄二を見つける。

別れた後も雄二は蝶々の家に居ついた。そんな中、蝶々は田淵に求婚される。その様子を見た雄二は激怒し、田淵に掴みかかった。しかし、蝶々は雄二に「雄二と元の関係には戻らない」と告げる。

雄二の糖尿病は進行する。そんな中、田淵から「妻の才能を支える亭主になりたい」と言われた蝶々は胸を熱くした。

「夫婦善哉」の収録中に雄二が倒れた。雄二が入院すると、彼の愛人・郁子(宮下ともみ)が蝶々の家を訪ねてきて、彼に別れを告げる。

蝶々は、病中の雄二を「早く完治して、また一緒に仕事をしよう」励ました。その気持ちは本心で、蝶々は雄二が主役の芝居を書いていた。また、雄二の穴を埋めるように、ひとりで「夫婦善哉」を務めた。

そんなある日、雄二が病院から逃げ出してきた。「ここで死にたい」と蝶々の家に押しかけてきたのだ。田淵は反対するが、蝶々は強引に雄二を部屋へ入れる。それを週刊誌は「略奪愛!ミヤコ蝶々、雄二を家に隔離」とおもしろおかしく書き立てた。

しかし、雄二は長くなかった。それから程なく息を引き取ったのだ。

蝶々は雄二の死後も一人で「夫婦善哉」を続けていたが、空しさを感じるようになっていた。「もし雄二を病院に追い返していれば早死にしなかったのでは」蝶々は後悔していた。

そんな中、田淵から「郁子と関係を持った」と聞く。

雄二の死から3年後。蝶々は「夫婦善哉」を降板し、蝶々劇団を結成する。蝶々が劇団の看板を磨いていると、良太(鈴木裕樹)が現れる。良太は「一緒に並んで歩いて行きたい」と、蝶々にプロポーズした。

劇団初日。蝶々の物語「女ひとり」の幕が開く。舞台には、蝶々に合わせてバイオリンを弾く良太の姿があった…。

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キャスト
日向鈴子 / 映美くらら(えみくらら)
旅芝居「日向鈴子一座」の座長。のちに芸名をミヤコ蝶々とする。
一座の座頭・英次郎と継母・さきに育てられるが、さきが実の母親だと思っている。
物心つく頃から十数人の座員に囲まれ育ったため、明るく耳年増な性格。

日向英次郎 / 片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)
鈴子の父親。「日向鈴子一座」の太夫元であり座頭。
数十人の座員を抱えて苦しい経営だがきりもりしている。
前妻・ハナとの間には子供の英一と鈴子がいたが、直感で鈴子を連れて来た。
日向さき / 浅野ゆう子(あさのゆうこ)
鈴子の継母で、元芸者。
妻子がいた英次郎と駆け落ちをして神戸にやってきた。
鈴子を赤ん坊の頃から大切に育てており、実の母親以上の愛情を注ぎたいと思っている。
橋口良太(青年時代) / 鈴木裕樹(すずきひろき)
鈴子の初恋の少年。芝居小屋の隣に住んでいる良家の息子。
舞台で華やかに舞う鈴子に恋をする。

父親の仕事の都合で東京に引っ越すことを手紙に書送るが、
鈴子はその手紙をすぐには読めず音信不通になってしまう。
春夫 / 佐野和真(さのかずま)
一座の漫才師であり、ギター演奏者。
座員で夫のいる蓮華と親しい仲。
明るく優しいが、座員の夏子にも手をだそうとするなど女にだらしない。
佐伯真蔵 / 木村了(きむらりょう)

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