特命係長・只野仁ファイナル
[第37話]
電王堂制作部部長の平田(森次晃嗣)が3000万もの番組制作費とともに姿を消す。02/19放送
彼はベテラン女子プロボウラーの神崎リリー(伊藤かずえ)を発掘したことで知られていた。
調査のためにボウリング番組の収録現場へ出向いた只野(高橋克典)は、リリーと新人ボウラーのまどか(宇野実彩子)と口論しているのを目撃。
平田とリリーは交際していたが、別れていたことを知る。
やがて、全日本プロボウリング選手権大会の前日、平田が遺体で発見された。
警察は自殺と断定するが、只野は怪しいとにらむ。
大会当日。試合はリリーとまどかの一騎打ちになる。
最終フレームでまどかがピンを1本残してしまい、リリーが優勝した。
だが、大会終了後の記者会見でまどかが、リリーに八百長を強要されたと言い出す。
リリーは平田の後を追って、命を絶とうとするが、只野が止める。
その後、只野は制作部の副部長・河合(三上市朗)がまどかに迫っているのを目撃。
河合はボウリング界の権力を握るため、邪魔な平田とリリーを殺そうとしていたのだ。
だがそこに只野が現れ、河合を叩きのめす。
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キャスト
只野仁 / 高橋克典(たかはしかつのり)普段は大手企業『電王堂』の総務二課係長として働いている男。
ルックス、性格、行動全てにおいて影が薄いのが難点。
しかしこの男には電王堂の会長しか知らない秘密の顔を持っていた。
それは会長から受けた特命を密かに実行する特命係長という仕事。
電王堂に関わるトラブルがあった場合に直ちに問題を解決するのが彼の仕事だ。
そんな彼に助けられた女性は必ず恋に落ちるとか…。
森脇幸一 / 永井大(ながいまさる)
特命係長・只野仁の相棒として活躍する男。
主に事件関連の情報収集を得意としている為、ケンカになるとめっぽう弱い。
ある意味で只野とは釣り合いが取れているので最高のコンビといったところか。
坪内紀子 / 櫻井淳子(さくらいあつこ)
電王堂で会長秘書を務めている女性。
特命中の只野にあこがれているが、その只野が昼間に同じ会社にいるドンくさい只野と同一人物だとは気づいていない。
新水真由子とは特命・只野をめぐって恋のライバル対決をいつも繰り広げている。
新水真由子 / 三浦理恵子(みうらりえこ)
人気アナウンサーとして活躍している女性。
過去に特命・只野に助けられてからほれ込んでしまった。
普段どこからともなく現れる只野とデートすることはあっても、すぐいなくなってしまう彼に欲求不満を常に感じている。
坪内紀子とはライバル関係にあるが、自分の方がはるかにリードしているとプライドが高い。
山吹一恵 / 蛯原友里(えびはらゆうり)
電王堂の総務二課で働くOL。電脳堂では唯一、表の只野仁に好意を抱いている。
しかし、照れ屋で妄想気質の為、自分の気持ちを伝えることができず、
常に妄想しては照れまくっているちょっと変わった女性である。
表の只野は一恵の気持ちに気づいているのかいないのかは謎。
黒川重蔵 / 梅宮辰夫(うめみやたつお)
電王堂の会長を務めている男で、只野の実力を買い、特命を命じたのもこの男である。
会社は平和で公平な場所であるべきと考える彼は、会社で起こるさまざまな事件を一刻も早く解決したく、
ことあるごとに只野を呼びつけている。
もちろん只野も会長を心から信頼し、忠誠をつくしている。
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