東京DOGS
[第4話]
食品会社を製品への毒物混入脅迫事件が発生。特殊捜査課が操作に乗り出し、その手口から、過去に同様の事件を起こした田村(板尾創路)が浮かびあがった。11/09放送
田村という男は、かつてミサ(大塚寧々)が必死に追いかけて検挙したホシだった。しかしその捜査でミサは人生を狂わせてしまう。彼を追うあまり、自分の結婚も破談にしていたのだ。それ以来、刑事としての熱い情熱を冷ましてしまい、何事にも深入りしなくなってしまう。“事なかれ主義”のミサになった原因を作った相手こそ、田村だった。田村の名前を聞いて、ミサの顔つきが変わる…。
大友(三浦友和)は奏を呼ぶと、資料を手渡した。英文の資料に添付されていたのは宮田淳二(高杉亘)の写真。宮田は、奏が追っている神野の組織の幹部で、今、ニューヨークから東京へ来ているらしいのだ。
一方、経一(勝地涼)はこの頃ひどく落ち込んでいた。レストランで働く由岐(吉高由里子)の見張り役として一緒に働いているため、このところ捜査課らしい仕事ができないからだった。
落ち込む経一を由岐は気にしていた。もうひとつ由岐には気になる人がいた。それは同じレストランで働く吉村(水上剣星)という男だ。自分の仕事がうまくいかずにコーヒーを持ってきた由岐に嫌がらせをしてきた客に対しても、さりげなく由岐をかばってみせる。“恋愛感情”ではないかもしれないけれど、由岐は吉村に好意を抱いていた。
そんな事情を知ったマルオには変化があらわれる。自ら“ナンパ王”と公言していたのに、由岐の前ではそれを隠してみたり、隠れ家のマンション内でマルオに寄り添って由岐が寝てしまってもキスひとつ奪えなかったり…。
そんななか、食品会社を脅迫していた犯人から現金受け渡しの指示があった。現金の護送はミサが志願する。犯人はトンネルの上の道路からトンネルに入る道路を通過するトラックに現金の入った鞄を落とすように命令。命令どおりにミサは現金をトラックの荷台に落とした。
特殊捜査課の捜査でトラックを運転していた犯人を捕らえるが、その男自身も脅迫されて、やむなく“犯人役”をしていたことがわかった。真犯人は別にいるのだ。
これら一件のことから、田口の犯行の手口とは違うことがわかった。それでもミサは田口を探し出して会いに行く。真犯人は田口ではなかった。彼はまっとうな人間として生きていこうと少しずつ努力をしているようだった。田口によってミサの人生が変わったように、ミサによって田口の生き方も変わっていたのである。少しでも田口のことを疑ったことに、ミサは後悔した様子をみせた…。
真犯人は、なんと現役大学生だった!毒物を混入した食品会社から内定取り消しをくらって
逆恨みをしての犯行だったのだ。
大学は由岐たちが働く店のすぐ近くだった。それを知った由岐は、経一に「自分は大丈夫だから捜査に行って」と言い、背中を押した。経一は躊躇しながらも、すぐに戻ってくると行って、捜査の応援に走った。
店には、由岐と吉村だけ。2人は、今晩の予約席の準備を始めるが、由岐が突然倒れてしまう。彼女は、また少し過去の記憶を取り戻した…。
大学に一番乗りした経一は、犯人の学生を取り押さえようとするも、仲間がいたために、そばにいた学生を人質にとられてしまう。そこにオヤジ刑事・鈴木(志賀廣太郎)がやってきて、ノラリクラリと犯人と交渉を行っているうちに、奏、マルオ、ミサが到着。あっという間に取り押さえた。ミサは、自分勝手な言い分を主張する学生の頬を、一発、平手で殴った…。
奏は、経一が由岐のガードから離れていることに激怒する。経一はすぐにレストランに戻る。が、そこに由岐の姿はなく…。
そのとき、奏の携帯電話に大友から連絡が入る。射殺死体が発見されたという情報だ。奏とマルオが現場に駆けつけるが、遺体は宮田淳二だった。これでまた、神野への手がかりがひとつ消えた。
経一はレストランに戻るが、そこに由岐はいなかった。慌てて探し出す経一。
マルオもマンションに戻るが、そこにも由岐の姿はなかった…。
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第1話
NY警察のエリート刑事。やさしく紳士的だが、融通が利かない一面アリ。
小学生の時に父親を目の前で殺された。
犯人のいるNYに渡り、いつか検挙しようと思っている。
軍隊仕込みの知識がある。
仕事に関しては常に冷静で厳しい。
警視庁・特殊捜査課所属。
血の気多い暴走族上がりのやんちゃな人間。
空手、柔道、テコンドーなどあらゆる格闘技を習得している。
趣味は「合コン」。
事件の核心を知るはず・・・の女。
極度のショックから記憶を失っている。
工藤の後輩刑事。
ミスをしたり犯人に泣き言を言ったりする。
警視庁特殊捜査課課長。
過去に奏の父と仕事をしていた。
中間管理職、係長。
部下には厳しいが上司には弱い。
同僚のパパ刑事。
定年間近の刑事。
女医。
松永由岐の診察を担当している。
奏のことをめんどくさいと思う。
工藤の後輩刑事、堀川経一の彼女。
暴走族。
工藤の地元の後輩である。
高倉奏の母親。
息子のことをいつも心配している。
大事な場面で電話をかけてくる。
高倉奏の妹。
高倉カリンの彼氏。
高倉たちが追う組織の幹部。
由岐と同じバイトをし、情報を入手している。
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