東京DOGS
[第5話]
特殊捜査課は家出少女・松尾玲子(近野成美)の捜査を担当することになる。通常、家出青少年の捜査は少年課の役目だが、この少女が身を寄せたモデル事務所が売春斡旋と覚せい剤売買で兼ねてからマークしていたことから、家出捜査を建前にして麻薬関係の件に踏み込む算段だった。11/16放送
モデル事務所のスカウトマンで玲子の恋人・安藤(氏家拓朗)を益子(東幹久)と鈴江(志賀廣太郎)が担当し、モデル事務所社長の三島(風間トオル)を奏(小栗旬)とマルオ(水嶋ヒロ)が担当する。
奏とマルオは、さっそくモデル事務所を訪ねると、社長の三島と面会する。三島は「玲子が家出少女だとは知らなかった」と言うと、捜査に協力する姿勢を見せ、すぐに玲子を引き合わせることに応じた。
まもなくやってきた玲子は「家には帰りたくない!」と言って自宅へ戻ることを拒否するが、そんな玲子に奏は「甘ったれるな」と一喝する。奏とマルオは、玲子の両親の待つ自宅へと送り届ける。
玲子の両親は娘・玲子の話など一切聞かず、モデルになることを許さなかった。さらにマルオたちから、玲子が身を寄せたモデル事務所が麻薬や売春と関わっていると知ると、「この件は内密にしてほしい」と言い出したのだ。玲子の両親は、娘のことより世間体を気にしているようだった。
その頃、益子たちは安藤を調べていた。調べによると、安藤はカウトマンを装って渋谷などで若者に麻薬を売っているという。
特殊捜査課に戻った奏に大友(三浦友和)は、神野の組織幹部だった宮田(高杉亘)の手帳についての捜査を許可する。
奏は手帳にあった中尾(坂田聡)と接触と接触した。すると中尾は情報提供と引き換えに自分を組織から守ってくれるように条件を出した。近々、取引があるそうなのだ。
一方、由岐(吉高由里子)は、少しずつながら記憶を取り戻していた。記憶の断片から、由岐が思い出した“銃を突きつけられた男”は彼女の恋人であるという意見で、ゆり(ともさかりえ)、奏、マルオの意見が一致した。奏のために早く記憶を取り戻そうと努力する由岐…。
モデル事務所の捜査に戻った奏とマルオは、再びモデル事務所を訪ね、三島に「スカウトマンの安藤が麻薬売買に関わっている」ことを話す。奏はモデル事務所が背後にいるのではないかと確信を突くが三島は否定した。麻薬は三島の単独犯行で、すぐに解雇するという。
奏とマルオがモデル事務所を出ようしたとき、事務所に玲子がいるのを発見する。玲子は再び家出をしてきたのだ。奏とマルオは玲子を実家に連れて行った。
玲子を両親に引き渡した後、奏の携帯電話に中尾から連絡が…。麻薬取引の日時が変更となり1時間後になったというのだ。麻薬取引現場に直行する奏とマルオだが、どうも様子がおかしい。取引現場では中尾がひん死の状態で、奏の顔を見たあと、そのまま息を引き取った。現場にはまだ数名の関係者が!銃撃戦の末、一人を確保するが、連行しようとしたときに口封じのために射殺されてしまう。またしても神野への手がかりを一つ失った。奏は焦りを隠せない。
一方、安藤を尾行していた益子と鈴江だったが、ホテルのエレベーターホールで、突然、安藤が気絶、病院に搬送する。何者かが安藤の口封じを行ったのだ。安藤は一命をとりとめるが重体だ。
その夜、玲子の携帯電話に三島から電話がある。「仕事があるので、家を抜け出して来てほしい」と言うのだ。玲子は三島に言われたように、両親に見つからないようこっそりと家を抜け出すと、三島の車に乗る。
そこに奏とマルオが登場する。三島は本性を現して拳銃を取り出すが逮捕される。三島は警察にマークされた玲子が邪魔になり、自殺に見せかけて殺害しようとしていたのだ! ショックを受ける玲子に、奏は、自分の身の上話を例え話に“夢を諦めるのではなく、続く別の迂回路を見つけるように”とアドバイスした。奏の不器用だけれども温かい話を聞いた玲子は、モデル事務所の裏事情について証言することを約束した。
一方、由岐はいつものようにレストランで働いていた。しかし、客が「乾杯」と言ってワイングラスを重ねた音を聞いた途端、その場に倒れ込んでしまう…。
「…神野。神野さん…」
由岐はそう呟くと、そのまま意識を失った。
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第1話
NY警察のエリート刑事。やさしく紳士的だが、融通が利かない一面アリ。
小学生の時に父親を目の前で殺された。
犯人のいるNYに渡り、いつか検挙しようと思っている。
軍隊仕込みの知識がある。
仕事に関しては常に冷静で厳しい。
警視庁・特殊捜査課所属。
血の気多い暴走族上がりのやんちゃな人間。
空手、柔道、テコンドーなどあらゆる格闘技を習得している。
趣味は「合コン」。
事件の核心を知るはず・・・の女。
極度のショックから記憶を失っている。
工藤の後輩刑事。
ミスをしたり犯人に泣き言を言ったりする。
警視庁特殊捜査課課長。
過去に奏の父と仕事をしていた。
中間管理職、係長。
部下には厳しいが上司には弱い。
同僚のパパ刑事。
定年間近の刑事。
女医。
松永由岐の診察を担当している。
奏のことをめんどくさいと思う。
工藤の後輩刑事、堀川経一の彼女。
暴走族。
工藤の地元の後輩である。
高倉奏の母親。
息子のことをいつも心配している。
大事な場面で電話をかけてくる。
高倉奏の妹。
高倉カリンの彼氏。
高倉たちが追う組織の幹部。
由岐と同じバイトをし、情報を入手している。
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
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