アンタッチャブル
[第2話]
触れてはいけない闇がある――。10/23放送
超売れっ子作家の芥川晴彦（京本政樹）と夏目龍堂（相島一之）が、同じ日に揃って新作を出版した。ところが芥川と夏目の作品は、タイトルから作品の中身までまるっきり同じ「闇夜のカーニバル」。巷では盗作の噂が広がった。
それを知った遼子（仲間由紀恵）は「芥川晴彦が盗作なんてありえない！」と、週刊アンタッチャブルのカメラマン・鷹藤（佐藤智仁）を引き連れて調査を開始する。一方、夏目龍堂のファンだった美鈴（芦名星）も調査を開始した。
持ち前の粘着質な取材で芥川晴彦をピッタリマークする遼子。それに対して、要領よく国民ジャーナルの遠山史朗（要潤）を色仕掛けで誘惑し、おもしろいネタを流すことを引き換えに夏目龍堂に接近する美鈴。
遠山と美鈴のツーショットを目撃した遼子は、「いつか不幸になれリスト」に美鈴の名を追加した。
そんなある日、週刊アンタッチャブル編集室に、女子大生・太宰瞳（福田萌）の友人を名乗る・吉行という人物から、太宰瞳が書いた手書き原稿「闇夜のカーニバル」が送られてくる。太宰瞳と吉行は大学の同じサークルに所属し、太宰瞳が「傑作が書けたので芥川晴彦と夏目龍堂に読んでもらう」と上京したきり、線路に転落して電車にはねられ死亡したという。
太宰瞳は芥川晴彦と夏目龍堂に手みやげとして、山形文化大学特製「ブンカちゃんこけしストラップ」をプレゼントとしたそうなのだが…。
芥川晴彦も、夏目龍堂も、太宰瞳の作品を盗作したことを否定するが、彼女がプレゼントしたストラップが見つかり、盗作がバレてしまう。
鳴海遼子は粘着質な性格で、芥川晴彦が一人になりたいときに行くプールや、雑誌に書かれていた散歩コースや、自宅前で夜通しの張り込みをして取材を敢行。
じつは、太宰瞳は何者かに押されて線路に転落、死亡したのだった。そして、週刊アンタッチャブルに太宰の原稿を送った吉行という友達も「自分が太宰瞳を殺害した」と遺書を残し自殺してしまう。
そんなある日、遼子の携帯に芥川晴彦から電話が…。芥川は「明日プールで真相を話す」と遼子を呼び出した。
翌日、芥川は遼子に全てを告白する。そして、この一件には“闇の組織”が絡んでいることを芥川は語った。芥川は、「悪事は必ず暴かれるというのが僕のテーマだ」と言うと、盗作という罪についてと、暗い闇組織の悪意についてを、世間に伝えて欲しいと言った。芥川は「病院に入院して、反省と静養する」と言って別れるが、再び遼子の前に現れることはなかった。彼は病院で急死してしまうのだ。
一方、美鈴が取材をしていた夏目龍堂も病院に入院していたが、芥川が急死した同日に、心不全で亡くなってしまう。
闇の組織の口封じ――その正体はいったい!?
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三流週刊誌『アンタッチャブル』の記者。 元は一流出版社勤務であった。
行動力はバツグンで、強い信念を持っているが、仕事にも恋愛にも不器用である。
『週間アンタッチャブル』専属カメラマン。
遼子の取材にいつも巻き込まれる。
『国民ジャーナル』記者で、将来の幹部候補。
遼子とは元同僚。遼子とは元恋人の噂アリ。
『週刊アンタッチャブル』記者。
手段を選ばないときがある。
遼子とはライバル。
『週刊アンタッチャブル』記者。
週間アンタッチャブルの記者。
週刊アンタッチャブルの記者。
遼子の兄。
正義感の強い刑事。
お金のない遼子を居候させている。
『週刊アンタッチャブル』編集長。
売り上げが落ちていて苦しい立場にある。
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