絶対零度〜特殊犯罪潜入捜査〜
[第10話]
倉田(杉本哲太)が1年前に起きた「東京理工大学講師殺人事件」の再捜査が決まったことを伝える。「東京理工大学講師殺人事件」は東京理工大学の講師・浅井(斎藤歩)が殺害された事件だ。浅井の遺体のそばで血だらけの広田拓真(若葉竜也)が発見されるが、逃走する途中で階段から転落、死亡してしまう。06/15放送
当時の捜査で、事件の前日、田が働いていたバーで、客としてやってきた浅井と口論している現場が目撃されており、動機は「怨恨」とされ捜査が行われた。状況証拠はすべて広田の犯行を物語っていた。唯一、凶器だけが発見されなかったが、状況証拠から見て被疑者死亡で広田が書類送検された。
ところが今年になって多摩川の河川敷で凶器が発見されたのだ。これによって、別の真犯人がいる可能性、共犯者がいる可能性が浮かびあがってきたため再捜査が決定したのだ。
泉(上戸彩)と深沢ユウキ(丸山智己)は、浅井が所属していた研究室に聞き込みに。そこで、当時の第一発見者・三枝から「浅井は人の秘密を調べては喜ぶ悪趣味があった」ことを知る。
そこに東京理工大学の教授・園田(浅野和之)と助教授・樋口(ともさかりえ)がやってきた。泉は樋口に「浅井」について話を聞くが、何か樋口の様子がおかしい…。
捜査の結果、浅井を殺したのは園田だと判明する。園田は浅井に秘密を握られていたのだ。その秘密を守りたくて園田を殺害した。そして。樋口は園田を守るため身代わりになろうとしたのだった。
どうしても守りたかった秘密――それは若年性アルツハイマーだということ。さらに浅井は園田の研究を横取りしようとしたため殺害したのだ。
07/12
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キャスト
桜木泉 / 上戸彩(うえとあや)特殊犯罪捜査班の巡査部長。正義感が強く、真実をあばきたいという熱意が強い。
しかし仕事が遅く、つけられたあだ名は「カメ」。
瀧河からの厳しい指導と口調に反発する。
長嶋秀夫 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
特殊犯罪捜査対策室室長の警視。捜査員たちの頼れるボス。
叩き上げの刑事で、事件に対する執念は伝説となっている。
泉の愚直さや地道な努力を買っている。
瀧河信次郎 / 桐谷健太(きりたにけんた)
特殊犯罪捜査班の巡査部長。「歩くトカゲ」と呼ばれる特殊犯の精鋭。
記憶力と空間認識能力が卓越しており、追跡監視に高い能力を発揮する。
仕事ができない桜木にあきれかえっており、マイペースさにペースを乱されている。
高峰涼子 / 山口紗弥加(やまぐちさやか)
特殊犯罪捜査対策室の犯罪行動分析係。犯罪プロファイリングのエキスパート。
仕事と家庭のバランスを取っている、働く女性の代表格。
倉田工 / 杉本哲太(すぎもとてった)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係係長。推測ではなく確たる証言を重視する。
慣れないハイテク機器の捜査に戸惑うが、必要な情報は誰よりも早く手に入れ、
部下を正しい道へと導いてくれる。
深沢ユウキ / 丸山智己(まるやまともみ)
警察一の頭脳を持ち、ノンキャリア組の中で最も出世が早い警部。
本来ならエリートだが、あえて現場を選んだ天然で嫌味な男。
しかし陰ながら対策室のメンバーをサポートする。瀧河が苦手。
大森沙英 / 北川弘美(きたがわひろみ)
過去の事件の解明に不可欠の、科捜研のリーダー。
生きた人間を手術するより亡くなった人の方が楽と考え、法医学を志した。
女性に対してドSな性格。
なんだかんだと桜木をいじり、その反応を楽しんでいる、
竹林匠 / 木村了(きむらりょう)
特殊犯罪捜査対策室の情報分析係法、分析研究員。
画像や音声分析のプロで、インターネットに強い。
今は上司である倉田にハイテク機器の扱いを伝授している。
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