ありがとう、オカン
【ありがとう、オカンあらすじ】
大阪・西成に町工場を営む一人の女性がいた。彼女の名は華子(大竹しのぶ)。早くに夫・勝利(小日向文世)を亡くし、一人で町工場を守り続けてきた。
華子には勝利との間にできた実娘・紀世子(戸田恵梨香)がいる。女一人で子育てというだけでも大変なのにも関わらず、今まで華子は訳あって親と暮らせない子供たちの里親になってきた。
そして今から10年前、2人の男の子の里親を引き受けた。
クールな態度をとる幸也(渋谷すばる)と優等生的な虎太郎(村上信五)である。
それから10年、大人になったこの2人は高校卒業をきっかけに一人暮らしを始めることにした。
幸也は飲食店、虎太郎は華子の工場とそれぞれの道へ進んでいく。
実の子ではないとはいえ10年も一緒に暮らしたら親子も同然。華子が寂しさをこらえていた。
そんなある日、児童相談所の相談員である長谷川(大杉漣)と万梨子(石田ゆりこ)が、父親に収監されて身寄りのない敦史(加藤清史郎)を連れてきた。
敦史とは一体どんな人間なのか。
里親と里子の間に生まれる人間関係を描いたヒューマンドラマをお楽しみ下さい!
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