尾野真千子､松嶋菜々子に競り勝ち主演女優賞を受賞! ｢東京ﾄﾞﾗﾏｱｳｫｰﾄﾞ｣

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22日、「東京ドラマアウォード2012」の授賞式が行われ、同式の「華」ともいえる主演女優賞をNHK朝ドラ「カーネーション」のヒロインを演じた尾野真千子が受賞した。

他、作品賞など5冠を手にしたのが近年に無い高視聴率を獲得した松嶋菜々子主演「家政婦のミタ」。主演女優賞も松嶋が受賞するのではという予想があったが、尾野真千子が見事その女優魂で同賞を勝ち取った。

受賞の挨拶で尾野は、「自分の人生を変えてくれた作品。街で『オノマチ』と呼ばれるようになった」とコメント。番組出演当時は29歳だった尾野は、それまで何度も朝ドラのオーディションを受け続けていた。

中学3年生から映画「萌の朱雀」で主演デビューし、さらに主演映画「殯(もがり)の森」ではカンヌ映画祭グランプリを獲得するなど、デビュー当初から演技力を高く評価されていた尾野。
しかし商業的に成功と言える作品が少なく、知名度が長く上がらなかった。

「あの名作ドラマに出ていた女優」という代表作が欲しかった尾野にとって、「カーネーション」は願ってもいないチャンスだった。そして見事、結果は高視聴率。
共演したお笑い芸人のほっしゃん。とのデートが写真誌で報じられるなど、人気女優の証ともいえる扱いが増えてきた。

「カーネーション」後、立て続けに主演ドラマ作品を増やし11月9日にはフジテレビ系ドラマ「松本清張没後20年特別企画・疑惑」で常盤貴子とダブル主演を務める。
ますます活躍が増えていきそうな実力女優・尾野真千子に今後も注目だ。