｢平清盛｣低視聴率ｸﾗﾝｸｱｯﾌﾟ…松山ｹﾝｲﾁ､これからが正念場!?

(11/09)

低視聴率を記録し続けてしまっているNHK大河ドラマ「平清盛」の撮影がクランクアップしたことが明らかになった。放送は12月23日までとなる。

会見では視聴率のことについて思いが及んだのか、「全身全霊をかけて作品にぶつかっていったことは一生忘れられない経験」と思わず主演の松山ケンイチが涙する場面も。
達成感もあるだろうが、やはり悔しさやもどかしさが溢れたのかもしれない。

養父役で共演した中井貴一からのアドバイスもあり、今回大河ドラマ主演という大役に挑戦した松山。しかしスタート時から画面が汚い・暗い、平清盛はそもそも不人気な題材であるなど良くない評判に晒されることとなった。

撮影の現場もあまり雰囲気が良くないとの噂も流れ、檀れいと松田聖子の対立、花見の企画や打ち上げに女性陣がほとんど参加しないなど、悲痛なイメージで煽られ続けてしまった。

後半に視聴率を回復することができれば「持っている」俳優として評価も上昇しただろうが、結局はそれも叶わず。大河という大きな枠に入り込んだからといって、成功が約束されているわけではなかったようだ。

だが一概に松山に魅力や演技の実力が足りないという訳では無いだろう。
視聴率は共演陣や脚本、その他多くの要素が絡まり合っての結果だからだ。
大役を終え、妻・小雪との間に第2子が誕生することもわかったこれからが、松山の俳優としての正念場となりそうだ。