★メリットがない!レディー・ガガ側が“リストバンド訴訟”に反論(2011/06/29)
東日本大震災の被災者を支援するために発売したリストバンドの収益の一部を着服したとして訴えられている歌手のレディー・ガガ。彼女の広報は「メリットがない」と訴えた弁護士グループを非難している。
ミシガン州の弁護士グループ「1-800-Law-Firm」はリストバンドの収益の全額が寄付されていないと主張。5ドル(約400円)の販売価格に上乗せされる送料3.99ドル(約319円)、税金0.6ドル(約48円)が彼女のポケットに入っている可能性が高いと訴えている。
この件についてガガの広報は「この間違った訴訟はメリットがありません。世界中の日本を支援しようと思うファンたちの行動が見過ごされています」との声明を発表。「送料から利益は発生しておらず、税金についても地域の規定に則っています」と反論している。
ガガはこれまでに合計で約2億4000万円を寄付。当然ながらリストバンドで儲けようなどと彼女が考えているはずがない。その点は弁護士グループも理解しており、今回の訴訟は売名行為との見方が強まっている。彼らの狙い通りにガガを訴えることで「1-800-Law-Firm」の名前は世界中で報道されている。
ガガは今回の来日で多くの支援を日本のためにしてくれている。彼女のそのような功績がもっと伝えられるように、このトラブルの早い沈静化を期待したい。
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