レオナルド・ディカプリオやアンジェリーナ・ジョリー､残念ながら今年のアカデミー賞にスルーされた人々

★レオナルド・ディカプリオやアンジェリーナ・ジョリー､残念ながら今年のアカデミー賞にスルーされた人々(2012/01/25)

現地時間24日に発表された第84回アカデミー賞ノミネーション。最優秀賞候補とは反対にアカデミー協会にスルーされてしまった人々にも注目が集まっている。

　主演男優賞にノミネートはされるだろうと見られていたのがレオナルド・ディカプリオ、ライアン・ゴズリング、そしてマイケル・ファスベンダー。ディカプリオは若かりし頃に『タイタニック』が各部門にノミネートされたのにも関わらず、自分だけが主演男優賞候補から外れるという苦い経験をしている。そろそろオスカーを手にしたいところだが、今回は彼の『J・エドガー』が監督のクリント・イーストウッドを含めて総スルーされていることも波紋を広げている。

　また、アンジェリーナ・ジョリーが初監督に挑戦した『In the Land of Blood and Honey』（原題）も外国語映画部門から落選。また、アカデミー賞から嫌われているとの噂もあるスティーブン・スピルバーグ監督の『タンタンの冒険ユニコーン号の秘密』が長編アニメ部門候補に挙がらなかったことも意外だった。

　ゴールデングローブ賞が華やかなハリウッドスターを好む一方で、ちょっと渋い傾向が特徴のアカデミー賞。今回、苦汁をなめることになった人々にはぜひ来年の奮闘を期待したい。