★リンジー・ローハンの英語崩壊「演技や、母国への反発では?」と心理学者(2016/11/15)
先日、アメリカ人女優リンジー・ローハン(30)のインタビューを受ける映像が公開された。しかしリンジーの英語の発音がこれまでとはまるで違うことに、全米のファンは愕然。イギリス風、いやロシア語風に聞こえなくもないが、何語の影響を受けたのかはネイティブにも分からないという。その珍アクセントを全米メディアが取り上げたことを受け、リンジーの両親は「ウチの子、すごく頭が良いから」「外国語をすぐ覚えちゃうんですよ」とコメント。アクセントと外国語習得をすり替えての説明に納得するファンはおらず、ついに専門家が“リンジー異変”の背景を分析するに至った。
このほどコロンビア大学にて心理学とビジネスを担当する教授が『NYポスト/Page Six』の取材に応じ、リンジー・ローハンのアメリカ英語のアクセントが完全に崩壊した理由を分析、このように話した。
「役者は常に演技をしているものですからね。本人がどれほど意識してこのアクセントで話しているのか…それはハッキリしません。」
「アメリカに対して批判的な人、またアメリカによる政治的な行いが気に入らない人であれば、こう思うかもしれません。『私は世界に属する人間なの』とね。このような話し方をすれば、(アメリカ人以外との)関係が生まれる。そしてアメリカと自分を切り離すことができるのです。」
また“なまり”を教える専門家で過去にウィル・スミスら有名俳優にも指導経験のある人物は「どこか特定の国のアクセントというより、ゴチャマゼのように聞こえます」と語っている。また別の専門家は「インタビュアーの話し方に無意識のうちに合せてしまったのではないか」と分析した。
ちなみにリンジーの母親は「ウチの娘はとても知的で、どんな言語でもあっという間に覚えてしまうの」「いくつもの言語を独学で習得したほど」とコメント。実際にリンジーはIQが高いと言われており、学校に通っていた頃は理数系の教科が得意だったという。また本人は「理解できる言語、そして学習中の言語がまざりあったアクセントなの」と新アクセントを説明しているが残念ながら評判は非常に悪く、TwitterをはじめとするSNSで“ジョークのネタ”として拡散してしまった。
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