★マイケル・J・フォックス、パーキンソン病の他に腫瘍や骨折と闘っていた(2020/11/30)

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの米俳優マイケル・J・フォックス(59)が1991年にパーキンソン病と診断されて以来、発がん性のない脊髄腫瘍摘出手術や腕の骨折など多くの困難を乗り越えてきたことを告白した。さらに最近は短期記憶が衰えており、セリフを覚えるのも困難になってきたという。現在家族との生活を楽しむマイケルは、困難を乗り越えたことに感謝し、楽観主義でいることの大切さを伝えた。米誌『People』が報じた。

このほどマイケル・J・フォックスが米誌『People』のインタビューに応じ、人生で“最も暗い時期”を乗り越えられたことに感謝していると明かした。マイケルは1991年にパーキンソン病と診断され、1998年に闘病生活を送っていることを公表した。闘病中も1996年から2001年までは『スピン・シティ』、2010年から2016年までは『グッド・ワイフ』などの米ドラマに出演するなど俳優活動をこなしてきた。

そんなマイケルは2018年、パーキンソン病とは別の大病を患った。非がん性腫瘍が脊髄で急成長したため、全身に恐ろしい痛みを引き起こしたのだ。マイケルは「手術しないと麻痺に向かうところだった」と話す。腫瘍が圧迫しており手術は困難だったものの、無事に成功した。その後理学療法を受け、再び歩けるようになるまでには4か月を要したそうだ。

ようやく回復したマイケルをさらなる不幸が襲った。スパイク・リーの映画にカメオ出演する撮影日の朝、1人で滞在していたニューヨークのアパートのキッチンで転倒し、腕を骨折してしまったのだ。マイケルは当時を振り返り、「あれは間違いなく、最も暗い瞬間だったよ」と語った。

「キッチンの壁にもたれて、救急車を待っていたよ。最低だった。ニコニコした顔なんてできない。明るい面もないしポジティブにもなれない。全て後悔と痛みだけだった。」

そう感じたマイケルは、今の状態をそのまま受け入れ、前向きに生きるように決意したという。

「パーキンソン病、背中、腕。自分が経験してきたものを全て足しても、もっと辛い経験をしてそれを乗り越えてきた人がいる。そういった人達と比べると、自分はまだたいしたことないってね。こういった人達に、どう説明するんだ? 前向きになれよ。明るい面を見るんだ。きっと上手く行くとね。」

「常に感謝することを忘れなければ、楽観主義は持続可能だ。起こってしまったことを受け入れ、それをあるがままに受け入れることだ。だからといって変化させる努力を怠るということではない。罪や懺悔としてじゃなく、自分が適切だと思える範囲で受け止める。残りの人生でどれだけ頑張らなければならないのか分かり、次に進めるんだ。」


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