★マイケル・J・フォックス、俳優業からの引退を告白「何事にも潮時がある」(2020/12/19)
マイケル・J・フォックスが4作目の自叙伝『No Time Like the Future』のなかで、自身の健康状態や2度目の引退について明かした。マイケルは1991年にパーキンソン病と診断、1998年に病気を公表後も俳優業を続けてきた。症状が悪化した2000年に米ドラマ『スピン・シティ』シリーズ4の降板を発表、半ば引退状態となったもののゲスト出演やプロデュースには参加していた。同年には「マイケル・J・フォックス財団」を設立し、パーキンソン病研究のために何百万ドルもの資金を集めた。その後は俳優活動を再開し、米ドラマ『グッド・ワイフ』(2010年〜2016年)など数々の作品に出演している。
このたびの自叙伝でマイケルは「俳優としての仕事は僕を定義するものではない」と述べ、最近の健康面での問題だけが俳優引退を決意した理由ではないと記している。
「耳から入って来る言葉を理解し繰り返す能力の衰えの兆しは、ここ最近起こった問題のひとつだ。僕の暗記力の衰えには理由がある。年齢的なもの、パーキンソン病の認知機能障がいや止まらない身体の震えによって注意散漫になること、脊髄からくる感覚障がいなどだ。だけど僕はそれをメッセージとして受け止め、指標にした。」
そしてマイケルは「何事にも潮時がある。12時間も仕事に打ち込んで、7ページの台詞を暗記していたという僕の全盛期は過ぎ去ったんだ」と振り返ったうえで、自分自身や仕事に関わる人全てに公平であるために「今のところ、2度目の引退を迎えているんだ」と告白した。
一方でマイケルは今後の俳優活動再開の可能性を示唆するも、引退に対する決意があることを伝えた。
「もしかしたら変わるかもしれない。何事も変化があるからね。でもこれが僕の俳優業の終わりだとしたら、それでいい。」
マイケルは今月初めに米誌『People』のインタビューに応じ、最近は短期記憶が衰えており、セリフを覚えるのも困難になってきたことを語っていた。
英時間19日、マイケルはBBCの朝番組『Breakfast』にリモート出演し、パーキンソン病と闘う日常をこのように述べている。
「もし悪いことが起こらなければ、良いことがいつ起こるのか分からない。受け入れることなんだ。人生でどんなことが起きようとね。真実をそのままを受け入れるんだ。僕の本で『No Time Like the Future』(未来のような時間はない)と題したように、未来はないってことなんだよ。今が未来なんだ。この瞬間にいるってことがね。」
「(パーキンソン病を)受け入れることは辛かった。朝に靴下を履けないなんて、本当に面倒くさいよ。箸を持つことを楽しむこともできない。でも人生にはもっと重要なことがあるんだ。」
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