★セレーナ・ゴメスの腎臓移植をジョークにしたドラマに批判殺到(2020/12/31)
1990年代に米NBCで放送された学園コメディドラマ『Saved By The Bell』のリブート版が、ストリーミングサービスのPeacockで配信されている。現地時間11月25日に配信した第6話では、腎臓移植をしたセレーナ・ゴメスをジョークにしたシーンがあり、「闘病する人を馬鹿にしている」とファンが激怒した。
セレーナは2015年に難病のループス(全身性エリテマトーデス)を患っていることを公表、2017年9月には腎臓移植手術を受けたことを明かした。腎臓を提供したのは、セレーナの親友で女優のフランシア・ライサだった。
このたび問題になったシーンは、2人の高校生がセレーナに腎臓を提供したのが誰かについて議論している場面だ。1人の女子学生が「セレーナ・ゴメスに腎臓を提供したのは、ジャスティン・ビーバーの母親よ。携帯電話を持っていたら、証明できたんだけどな」と言うと、もう1人の女子学生が「何を証明するの? あなたが馬鹿だってことを? あれは、デミ・ロヴァートの腎臓だったのよ。彼女達は親友なんだから。私達がそうだったようにね」と返す場面だ。
さらに別のシーンでは、“そもそも、セレーナ・ゴメスに腎臓はあるの?”との落書きがロッカーのそばの壁に書かれているのが見られた。こういったシーンを見たセレーナのファンがSNSで大炎上し、ツイッターでは「#RespectSelenaGomez(セレーナ・ゴメスを尊敬しよう)」がトレンド入りした。ファンはセレーナのみならず病気をもジョークにしたことについて、怒りをあらわにした。
「これはセレーナだけではなく、この病気と闘っている人やこの病気が原因で命を落とした人など多くの人に影響を与えるのです。彼女の闘病をからかう人々には、虫唾が走ります。」
「こういった問題は、このような低俗で汚い方法ではなく敬意を持って提起されるべきだ。」
多くの批判を受け、PeacockとNBCUniversal、番組のエグゼクティブプロデューサーが米時間11月28日、『US Weekly』に声明文を送り「今回の件について謝罪します。セレーナの健康問題を軽視するつもりは、全くありませんでした。我々は彼女のチームと連絡を取り合いました。今後、彼女のチャリティ団体『The Selena Gomez Fund for Lupus Research』に寄付するつもりです」と謝罪した。
セレーナに腎臓を提供したフランシアは同日ツイッターを更新し、番組からの謝罪に対する複雑な気持ちを表すとともに、ドナー達への感謝を伝えた。
「謝罪してくれたことには感謝します。でも、壁にあるスプレーの落書きによって気分を害したり、馬鹿にされたと感じるドナーがいることを忘れないでほしい。」
「私は腎臓ドナーとして愛を示し、他のドナーが決して孤独ではないことを知らせたい。あなたの存在は認められて、感謝されている。あなたはとても勇敢よ。無私の行為はとても感謝され、評価されているわ。」
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Blau
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