いまだ続く薬物疑惑!! 米大リーグ･クレメンスが偽証罪で起訴

米連邦大陪審が大リーグの元スーパースター投手､ロジャー･クレメンスを議会の公聴会で偽証した罪で起訴することを決めた｡

クレメンスはかつて､レッドソックスやヤンキースなどで活躍｡
ロケットと呼ばれた力強いストレートを武器に354勝をあげ､2006人には生存する最も偉大なピッチャーに選ばれている｡

2007年に発表されたメジャーリーグの禁止薬物使用の実態を調査した報告書｢ミッチェル･レポート｣には多くのスター選手の名前が載っており､その中にはクレメンスの名前もあった｡

報告書では､元個人トレーナーのマクナミー氏の証言などを基に､筋肉増強剤のステロイドを使用したとされている｡

両者は2008年の薬物問題に関する下院政府改革委員会で証言したが､クレメンスは使用を否定し､マクナミーの証言と食い違った｡

今回の起訴についてクレメンスは自身のツイッターで､
｢ステロイドやヒト成長ホルモン(HGH)は使用したことはない｡そして､嘘の証言はしていない｣(ISMより)
と起訴内容を否定している｡

(2010年8月21日)

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