TBSが横浜を売却へ!! フランチャイズも変更で"新潟の星"になる!?

セリーグ最下位の横浜に驚愕の情報が飛び込んできた｡

横浜ベイスターズの親会社､TBSが複数の企業と球団売却の交渉を行っていることが30日､明らかになった｡

2002年､水産大手のマルハ(現マルハニチロホールディングス)から総額140億円で球団株70万株の譲渡を受けて筆頭株主となったTBSグループ｡
しかし､景気の低迷で広告収入の落ち込みが続くテレビ業界｡
TBSも本業の放送事業がふるわず､2010年3月期には連結で初めて23億円の純損失を計上｡
民放テレビキー局5社の中では唯一の赤字決算で､財務状態は厳しい｡

数ある譲渡先の候補の中で最有力とみられているのが､トステムやINAVを傘下に置く住宅設備最大手の住生活グループ｡
住生活グループは､トステムがJリーグの鹿島アントラーズのオフィシャルスポンサーをつとめるなど､スポーツへの協賛に熱心なグループとして知られている｡

今回の報道に"球界のご意見番"､巨人の渡辺恒雄球団会長は､
｢残念だけど､TBSの事情もあるし､こういう不況でしょうがない｣(サンケイスポーツより)
とコメント｡

さらに､球団誘致を目指しているとの情報がある新潟県については､
｢立派な球場があるし､選択肢としてはいい｡結構いいフランチャイズになるかもしれない｣(同)
との考えを示した｡

今季､プロ野球史上ワースト記録となる3年連続90敗を喫した横浜｡
来季は新たな親会社のもと､"新潟の星"になる可能性もありそうだ｡

(2010年10月1日)

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