キム･ヨナがついに本格始動!! 断り続けたアノ曲で新プログラム完成!!

バンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム･ヨナが､来年3月の世界選手権で披露する新しいプログラムの曲を発表した｡

五輪終了後､3月にトリノで行われた行われた世界選手権を最後に公式戦へ出場していないキム･ヨナ｡
その間､コーチとの決別問題など競技以外のことで話題になることが多かったが､ついに本格的に始動するようだ｡

キム･ヨナのマネジメントを務めるオール･ザッツ･スポーツによると､新プログラムの曲は『ジゼル』と『アリラン』｡

ショートプログラムで使用する『ジゼル』はキム･ヨナにとって初挑戦となるバレエ音楽｡
振り付けを担当するデビッド･ウィルソン氏が､
｢非常に強烈で､音楽に豊かな感情のストーリーが込められている｣(YONHAP NEWSより)
と語る難易度の高い曲だが､キム･ヨナは､
｢新しい試みになりそう｡音楽が持っているストーリーが気に入っているので､うまく表現したい｣(同)
と意欲を見せている｡

フリーの演技で使用する『アリラン』は韓国の伝統音楽｡ウィルソン氏が以前から提案してきた曲だ｡
これまで時期的に早いと提案を断ってきたキム･ヨナだが､今回は､
｢五輪で成功することができ､温かく支援してくれた韓国の人たちに感謝して､お礼をすべき時期だと思った｣(AFPBB NEWSより)
との理由から同曲の使用を決心したという｡

キム･ヨナは現在､新コーチのピーター･オプガード氏と共に､新たな練習拠点である米カリフォルニア州で調整中｡
すでに新プログラムの練習がスタートしているようで､オプガードコーチは､
｢新次元の演技を見てもらえるだろう｣(YONHAP NEWSより)
と自信の表情だ｡

来年3月に行われる世界選手権の開催地は東京｡
昨年は浅田真央がキム･ヨナを抑えバンクーバー五輪の雪辱を果たしたが､今年はどのようなドラマが見られるだろうか｡

(2010年12月1日)

その他のFIGUREニュース