アスレチックス･松井秀喜が万全の状態で始動!! チームメートも熱烈歓迎!!

米大リーグ･エンゼルスからアスレチックスに移籍した松井秀喜外野手21日､アリゾナ州フェニックスでキャンプイン｡
メジャー3球団目となる新天地で､9年目のシーズンを始動させた｡

前日､キャンプ地･フェニックスに入り､初めてアスレチックスのクラブハウスを訪れた松井｡
ロッカールームではあるサプライズが待っていた｡

なんと､自身の真新しいロッカーには高さ約1メートル80のゴジラ人形が｡
驚きを隠せない松井に､チームメートから大きな笑い声が上がったという｡

発案者のダラス･ブレーデン投手は､
｢自分たちの気持ちを伝えたかった｡若いチームに優勝の仕方を教えてくれるはずだし､前後の打者にも好影響を与える｣(サンケイスポーツより)
と経験と実績のある松井の加入を歓迎した｡

松井を歓迎しているのはチームメートだけではない｡

キャンプイン直前､ゲレン監督は松井の起用法について､
｢他の打者との組み合わせ次第だが､打順は4番か5番になるだろう｣(同)
と明言｡
アスレチックスは昨季､チーム本塁打数が30球団中28位だっただけに､松井の長打力への期待は大きい｡

周囲の期待に応えるように､松井も万全のコンディションでキャンプに臨んでいる｡

初日の練習ではダッシュからノック､打撃練習まで全メニューを消化｡
ここ数年､両膝痛に悩まされてきた松井が全メニューをこなしたのは､ヤンキースに在籍していた2007年のキャンプ以来だ｡

打撃練習では63スイングでサク越えこそなかったが､鋭い当たりを連発｡
ダッシュやノックでも軽快な動きを見せ､
｢100%ではないが､ほぼ気にせずに動けている｣(毎日.jpより)
と両膝の状態には手応えを感じているようだ｡

若手主体ながらここ数年で急成長を遂げているアスレチックス｡
松井の経験が加わることで､1989年以来の世界一に近づくことはできるだろうか｡

(2011年2月22日)

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