中日が荒木雅博の活躍で3連勝! 最下位からわずか33日で単独首位に浮上!

【オリックス 4-7 中日京セラドーム大阪】
中日は29日､敵地でオリックスと対戦｡
チーム打率.232はリーグ5位ながら､勝負どころで打線がつながり3連勝｡
この日敗れたヤクルトに代わり､単独首位に躍り出た｡

中日は2点を追う二回､ブランコの左越え二塁打を口火に､佐伯､堂上と連続ヒット｡
谷繁の犠打を挟んで6本の長短打を集め､4点を奪ってあっさりと逆転に成功した｡

四回には古川の悪送球に乗じて2点を追加｡
中日らしい相手のミスにつけ込むソツのない攻撃で､効果的に追加点を重ねた｡

この日チームを引っ張ったのは､ベテランの荒木雅博内野手｡
｢とにかく点を取りたかったから､一生懸命打ちました｣(サンケイスポーツより)
という二回には勝ち越しの左前適時打｡
四回にもタイムリーを放ち､2安打2打点と勝利に貢献した｡

例年シーズン序盤は故障で戦線離脱するケースが多い荒木だが､今季はここまで全試合に出場｡
12球団で最もハードといわれるキャンプを怪我なく乗り切ったことが自信になっているのか､打率もリーグ3位と絶好調だ｡

そんな荒木の活躍で､今季4度目の3連勝を飾った中日｡
貯金は今季最多の｢5｣となり､先月26日の単独最下位から､わずか33日で単独首位へと躍り出た｡

落合監督就任後の過去7年間､一度もBクラスがない中日｡
昨季のリーグ王者がいよいよ調子を上げ始めた｡

(2011年5月30日)

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