巨人の次期監督候補に江川卓が浮上!? 本人は落合監督に相談中!?

開幕投手･東野の配置転換､高橋由の2番起用など上位進出へ試行錯誤が続く巨人｡
しかし､自力優勝が消滅したこともあり､渡邉恒雄球団会長は､
｢統計的には(優勝は)もう無理｣(アサヒ芸能より)
と諦めムード｡
｢誰が､どうして､こんなにしたのか｡ちゃんと解明する｣(同)
と早くも来季を睨んだかのようなコメントをしている｡

そんな中､来季の監督人事について気になる噂が浮上｡
なんと､"ポスト原"の最有力候補としてある球団OBの名前が挙がっているという｡

今季が3年契約の最終年となる原監督｡
これまでに4度のリーグ制覇に2度の日本一､WBC優勝など輝かしい実績を残しているが､球団側の評価は決して高くないという｡
あるスポーツ紙はこう証言している｡

｢岡崎郁ヘッドコーチなど､フロント主導で決めたコーチ人事もありますが､原監督と現役時代に一緒にやっていた後輩たちが中心｡『お友達内閣』と揶揄されるゆえんです｡球団幹部も､『原は言うことを聞かない』と不満を募らせており､クライマックスシリーズ進出を逃せば､原監督の生き残りはなくなるでしょう｣(同)

前半戦を終え､巨人は借金6で4位｡
このままシーズンを終えることになれば､監督を交代させるには十分過ぎる理由となるようだ｡

では､"ポスト原"は誰になるのか｡
巨人主催試合を中継している日本テレビは視聴率回復の起爆剤となるような人材を求めているようで､同局関係者はこう証言している｡

｢日テレ内では今､『ポスト原』候補として数人がリストアップされています｡その一番手が､切り札的な存在である､江川卓氏なのです｡実際､読売グループや日テレには､江川氏登板を信じている人はいますよ｣(同)

現役時代は速球派投手として活躍し､プロ9年間で135勝を挙げた江川｡
引退後は日本テレビの解説者に就任し､緻密ながらも分かりやすい解説で高い評価を得ている｡

これまでにも幾度となく巨人の監督候補として名前が挙がってきたが､本人はその度に否定｡
2010年に出版された著書の中では､
｢年齢的に最後かなと思ったときには巨人以外のユニホームを着ることもあるかもしれない｣
と含みを持たせているが､監督就任について積極的とは言えない｡

しかし､今年になって江川氏に怪しい動きが｡
なんと､プライベートでナゴヤドームを訪れ､落合監督と密会していたというのだ｡
その時の様子を球団関係者は､
｢江川氏は中日･落合博満監督とは以前から親しく､落合監督も江川氏のことを認めている｡実は江川氏は落合監督に､巨人監督就任問題について相談しているんですよ｣(同)
と暴露｡
すでに巨人側から就任を打診されている可能性もありそうだ｡

後半戦に向けて､
｢とにかくベストを尽くして､ファンを喜ばせていきたい｣(サンケイスポーツより)
と巻き返しを誓った原監督｡
果たして､来季の契約を勝ち取ることはできるだろうか｡

(2011年7月24日)

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