ドラフト戦略で失敗続く阪神、今年の1位指名は慶大・伊藤か東洋大・藤岡か!?
ここ数年、ドラフト戦略で失敗を続けている阪神。成功例は今年のドラ1ルーキー・榎田大樹投手くらいで、二神や白仁田など即戦力として期待された過去の上位指名選手の多くが2軍でくすぶっている状況だ。
今秋のドラフトまで残り2ヶ月余り。
阪神は1位指名候補の視察に余念がない。
首脳陣は今月6日、川崎市内で行われた阪神2軍と慶応大学のプロ・大学交流戦を視察。
お目当ては大学No.1スラッガーの呼び声高い伊藤隼太外野手だ。
八回に代打で登場した伊藤は、1軍での登板経験もある石川俊介投手の内角直球を軽々と右前へ。
沼沢球団本部長は、
「いいスイングですね。打球音が違う」(zakzakより)
と絶賛した。
首脳陣は翌7日に行われた東洋大学とのプロ・大学交流戦も視察。
4回4安打3失点ながら、3者連続を含む8三振を奪った東洋大の左腕エース・藤岡貴裕投手を、
「3者連続空振り三振はさすが。プロの意地は見せたけど、ナンバーワン投手でしょ。やっぱ違うね」(同)
と高く評価した。
衰えを隠せないベテラン・金本を脅かす若手が育っていない阪神にとって、目下の補強ポイントは強打の外野手。
現状では慶大・伊藤の1位指名が順当だ。
しかし、東洋大・藤岡の才能も捨て難い。
すでに藤岡の1位指名を公言しているロッテの山下スカウトは、
「豪腕っぽいのに器用で柔軟性がある。プロの左投手の誰にも例えることができない」(同)
とコメント。
これまでにないタイプの左腕として、その潜在能力を高く評価している。
スカウトとともに熱視線を送った沼沢球団本部長は、2人の1位候補について、
「揺るぎない1位候補。最後まで悩むと思います」(同)
と複雑な胸中を告白。
果たして失敗続きの阪神が選ぶのは、補強ポイントに合致したスラッガーか、それとも潜在能力が魅力の左腕か。
(2011年8月13日)
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