ダルビッシュ､メジャー移籍へ最終調整! レ軍社長も｢まとまるだろう｣と自信満々

ポスティングシステム(入札制度)による日本ハム･ダルビッシュ有投手とレンジャーズの独占交渉が､契約年数で最終調整に入ったことが15日､分かった｡

米ヤフースポーツ電子版によると､レンジャーズ側が6年契約を提示しているのに対し､ダルビッシュ側は5年契約を主張｡
自動的にFAとなる6年より1年早く契約を満了してFAになることで､移籍市場で適正な評価を得たい考えがあるようだ｡

ダルビッシュ側の関係者は､
｢交渉ごとなので多くは明かせないが､いくつかの点で先方と開きがある｣(スポーツ報知より)
と証言｡
レンジャーズ側が6年契約を譲らなければ契約総額の上乗せを求める方針で､期限ギリギリまで交渉を続けるという｡

ただ､レンジャーズ側はダルビッシュ契約合意に楽観的な姿勢を見せている｡
ノーラン･ライアン球団社長は､
｢交渉の最中なので詳しいことは言えない｣(中日スポーツより)
と前置きしつつ､
｢(交渉は)まとまるだろうと楽観的でいるよ｣(同)
とコメント｡
さらに､今月2日に初対面したダルビッシュの印象については､
｢思ったよりデカく､投手らしい体格だ｡英語もだいぶ理解しているな｡何より挑戦しようとする姿勢が私は好きだ｣(同)
と語り､大きな期待を寄せた｡

この発言を受け､米ヤフースポーツ電子版でも､
｢両者はお互いを尊重して良好な関係にあり､破談の可能性は少ない｣(ニッカンスポーツより)
と予想｡
ダルビッシュ側は年俸1500万ドル(約11億5500万円)を希望しているが､最終的には年平均850万ドル(約6億6000万円)程度の複数年契約になると報じている｡

交渉期限は日本時間19日午前7時まで｡
"メジャーリーガー･ダルビッシュ"誕生の時は迫っている｡

(2012年1月16日)

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