阪神･城島はもう捕手ができない!? 球界OBが衝撃暴露!

左膝手術と右肘痛の影響で､今季は一塁手として起用されている阪神･城島健司捕手｡
しかし､一塁にはブラゼルがいるためベンチスタートがほとんど｡
27日時点で17試合に出場しているが､代打での起用が主になっている｡

そんな中､ある在阪のプロ野球OBが､
｢城島はもう捕手での復帰は絶望的らしい｣(日刊ゲンダイより)
と暴露｡
城島自身はシーズン開幕前､捕手としての復帰に意欲を見せていたが､もうマスクを被る姿を見ることはできないのだろうか｡
プロ野球OBはこう続けている｡

｢右肘は腱の大半が切れていて､捕手として二塁に送球することすらままならない｡周囲の筋肉を固めてプレーしているのが現状で､手術は選択肢に入っていない｡(中略)
仮に右肘の腱の再建手術を行えば､復帰まで少なくとも1年はかかる｡阪神では高額年俸(4年20億円=推定)をもらっているから､これ以上休めば給料ドロボーと批判を受けるのは目に見えている｣(同)

阪神は開幕直前の3月､米大リーグ･マリナーズを親善試合を行った｡
その際､イチローはかつてチームメートだった城島と食事をしたことを明かし､
｢いろいろ話は聞いている｡(一塁を守る)流れも知っている｡それなりの感情はある｣(同)
と神妙な面持ちでコメント｡
どうやら､城島はイチローに捕手ができなくなった旨を伝えたようだ｡

さらに､3月に福岡で行われた古巣･ソフトバンクとのオープン戦では､尊敬する先輩･小久保と対面｡
小久保はその時のことを､
｢(城島は)俺が辞めたらホークスの一塁に来るらしいわ｡だから早く辞めてくださいと言われた｣(同)
と冗談交じりに話したが､あるマスコミ関係者は､
｢冗談としては受け流せませんでした｣(同)
と振り返っている｡

城島は今キャンプ､定位置獲得のため必至に一塁の練習に取り組んだ｡
さらに､率先して声を出すなどムードメーカーとしての役割も買って出た｡
しかし､その明るい表情の裏には､野球を始めた小学校4年生以来守り続けてきた捕手を諦めなければならないという苦悩が隠されていたのかもしれない｡

ただ､日米通算292本塁打の打力は健在｡
"強打の一塁手"として､彼の活躍をまだ見たいというファンは大勢いるはずだ｡

(2012年4月28日)

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