大不振の西武・中村が4番剥奪危機! 渡辺監督「考えないといけない」
リーグ最下位に沈む西武の渡辺監督は7日、不振の中村剛也内野手を4番から外すことを示唆した。中村は昨季、全試合に4番で出場し、2位に23本差をつける48本塁打で3度目のタイトルを獲得。
116打点と合わせて2冠に輝いた。
今季はシーズン記録となる55本塁打の更新を目標に掲げていたが、開幕から大不振。
ここまで全27試合で4番を務めているものの、打率.179、本塁打はわずかに1本。
6日のロッテ戦でも2度の勝ち越し機に凡退し、これで24試合、102打席ノーアーチとなった。
不振の原因について安部打撃コーチは、
「内角を攻められた上に、ボールに向かっていこうとしている」(スポニチアネックスより)
と分析。
だた、問題は技術面だけではない。
プロ野球では今季からバットの規定が変わり、最大直径が7センチ以下から6.6センチ以下へと変更された。
中村は昨季、直径6.7センチ、930グラムのバットを使用していたが、今季はこれを規定内の6.6センチに細め、その分バットの重さを球界最重量となる950グラムにした新モデルを採用している。
バットを重くすると飛距離が伸びるメリットはあるものの、繊細なバットコントロールは難しくなる。
桁外れのパワーと確かな打撃技術で本塁打を量産してきた中村の打撃に、わずかな狂いが生じたと考えることもできるだろう。
この日、楽天戦(Kスタ宮城)への移動に備えた東京駅で報道陣の取材に応じた渡辺監督は、中村について、
「4番だから代えづらい」(同)
とした上で、
「このままいったら考えないといけない」(同)
と打順の入れ替えを示唆。
3番を務める中島が打率.313と好調なだけに、8日からの楽天3連戦で結果を残せなければ"4番剥奪"も十分にあり得そうだ。
3月10日の東日本大震災の復興支援試合でも4番を務めた"日本の主砲"が正念場に立たされている。
(2012年5月8日)
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