斎藤佑樹､交流戦逆転Vに向け巨人戦初登板! ｢楽しみが強い｣

セ･パ両リーグは12日､13日に行われる交流戦の予告先発投手を発表｡
日本ハム･斎藤佑樹投手は､自己最多タイとなる6勝目を目指し､公式戦での巨人戦に初登板する｡

大一番を翌日に控えたこの日､斎藤は名古屋から空路で札幌入り｡
報道陣から巨人打線の印象を聞かれると､
｢切れ目ない､ホームランがどこからでも打てるイメージです｡まずは走者を出さないように｡逃げ腰にならないようにしたい｣(ニッカンスポーツより)
と引き締まった表情でコメント｡
強力打線との初対戦に緊張しているかと思いきや､
｢(巨人は)今一番強いチーム｡そういうチームに投げられるのは楽しみ｡楽しみが強いですね｣(同)
と堂々と言ってのけた｡

斎藤の自信にはワケがある｡
昨年3月､オープン戦で巨人と対戦した際には､3番手として3回2安打無失点の好投｡
オープン戦と公式戦という違いはあれど､いいイメージを持って試合に臨むことができる｡

さらに､誕生日登板となった前回6日の広島戦は､最速143キロの直球と変化球のコンビネーションで8回1失点(自責点0)｡
1ヶ月ぶりの白星となる5勝目をマークし､復調をアピールした｡

チームは現在交流戦3位｡
今日からの巨人2連戦に連勝すれば､逆転での交流戦優勝も見えてくる｡
大切な初戦を任された斎藤は､
｢シーズン全体を通しては(投球)内容も大事だけど､(今日の一戦は)勝つことを優先したい｣(同)
と宣言｡
エースとして､チームの勝利を何よりも優先する覚悟だ｡

果たして､自己最多タイとなる6勝目は､チームにとっても価値ある1勝となるだろうか｡

(2012年6月13日)

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