ジャイアンツ伏兵、古城が決勝HR!! ルーキー大田は出番なし･･･。

17日に行われた巨人-西武の試合は、
巨人が接戦をものにし勝利した。
この日初めて出場選手登録されたドラフト1位ルーキー･大田は、
出場機会こそなかったが、
ベンチ前で勝利のハイタッチの列に加わり、
存分に一軍を味わった。
「緊張した。ベンチにいただけだったけど、いい刺激を受けた」
と笑顔を見せた。
この日は正午すぎに東京ドーム入りし、
フリー打撃で40スイングを披露。
イニング間には素振りをし
「右の代打はほかにもいるけど、自分が立ちたいと思った」
と気合十分だった。

試合のほうはというと、同点で迎えた七回、
古城が涌井の内角141キロ直球を右翼席に運び、
今季1号で勝ち越し。伏兵の一発で試合は決まった。
古城は開幕2軍スタート。
「ファームの若い子たちに気持ちが取り残されないようにやっていた。
力があれば上でできるから」
と10代の選手から刺激を受けながらチャンスを待ち、
5月下旬にようやく1軍に登録された。

目立つことが大好きな古城は、
チャンスになればなるほど楽しみながらプレーする選手。
六回の守備から起用した原監督は
「一言で言うならば、勘」
と大当たりの采配について笑った。
チームは西武相手に連勝。
3年連続で交流戦勝ち越しとなった。

勝負強さを見せてくれた古城、
そしてまだ出場機会はないが準備はばっちりの大田。
さらなる活躍を期待したい。

(2009年6月18日)

その他のBASEBALLニュース