ダルビッシュ乱投でWBCに不安!? 「安定感に欠けました」
WBC連覇の期待を背負った原監督率いる野球日本代表が24日、オーストラリア代表と強化試合を行い、結果8-2で快勝した。
結果を見る限りでは何の心配もない順調な仕上がりと思われるが、
実際のところ課題は山積み。
中でも監督含むスタッフ陣が最も心配することとなったのは、
この日先発した日本ハムのエース・ダルビッシュ有投手。
投球に入るとどうもボールが先行する苦しい内容。
直前の合宿でどこか痛めてしまったのか。
そんな心配が出るほど投じられた球が安定感に欠けていたのである。
実はどこかを痛めていたわけではなく、
WBC仕様の球が予想以上に滑り、リリースポイントが定まらないというのが原因だったようだ。
ストレートを投げても捕手が構えた位置から大きく外れることも多く、
再三ピンチを招いた。
そして二回、二死満塁と自ら相手にチャンスを与えてしまうと、
オーストラリア9番のカールセンが二塁方向へ内野安打を放ちオーストラリアが先制。
これにはたまらず山田代表コーチがマウンドへ歩み寄り、
降板を告げた。
わずか42球、2回2/3の出来事だった。
その後、後を継いだ岩隈久志投手が好投。
打撃陣も奮起し、試合は8-2と日本が快勝した。
試合後のインタビューでダルビッシュは、
「安定感に欠けました」と納得のいかない表情。
それもそのはず、事前の合宿でこの“滑りやすい”WBC公式球への対応は完璧なはずだった。
今後、この球への対応に対して記者から問われたダルビッシュは、
「まだ時間があるので修正してやっていく」
とだけ語った。
開幕まで残り9日に迫った侍ジャパン。
期待高まる中、2連覇という偉業を達成することはできるのか。
まだまだ不安材料は残っている。
(2009年2月25日)
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