メッセンジャー･黒田の暴行事件､重症の店長は実はただの打撲!?

大阪･ミナミの飲食店で､吉本興業所属の漫才コンビ｢メッセンジャー｣の黒田有容疑者(39)らが､料金の支払いを巡るトラブルで男性店長(24)に暴行､けがをさせたとされる事件で､大阪府警南署は8日､店長のけがの程度について､ほおの骨折など約2カ月の重傷とした当初の発表を､頭部打撲など2週間のけがと訂正した｡

黒田容疑者は昨年12月25日深夜､友人の会社役員樋口勝紀容疑者(40)=傷害容疑で逮捕=と訪れた大阪市中央区のガールズバーで､料金25万5千円を請求されたことに腹を立て､店長の顔や体を殴ったとして､翌26日に逮捕された｡

南署によると､店長は事件直後に搬送された病院で､左目付近を骨折する重傷と診断された｡

ただ､店長は当初から昨年5月に顔を骨折するけがをしたと説明していたといい､同署が当時のコンピューター断層撮影(CT)画像を取り寄せ､搬送先の病院で再診断した結果､骨折の状況は当時と変わっておらず､今回の暴行とは無関係と判明したという｡

また一部報道では店側が主張していた｢(黒田は)ドンペリ4～5本を注文｣という点も店長は否定しているという｡

これが事実ならば､｢ハイボールを7～8杯飲んだだけ｣(黒田容疑者)で25万を超える請求は高すぎる｡この事件､ひょっとしたら違う方向に飛び火しそうだ｡(松野)