マイケルの専属医､過失致死容疑で週明けにも訴追へ!!

米ロサンゼルス郡の検察当局は5日に声明を出し､人気歌手マイケル･ジャクソンさんが昨年6月に急死したことに関する訴追を8日に行うと発表した｡

訴追対象の容疑者や容疑内容を明らかにしていないが､マイケルさんに麻酔薬などを投与した専属医のコンラッド･マーレー医師を過失致死容疑で訴追するとみられる｡

同医師は5日午前にロサンゼルスの捜査当局に出頭して訴追の手続きを受けた後､午後には裁判所での罪状認否に臨む予定だったが延期された｡

米CNNテレビなどによると､延期の背景には､逮捕を伴わない出頭で弁護側と合意した検察当局に対し､正式逮捕を主張する警察当局が反発を深めており､調整に手間取っている事情があるとみられる｡

弁護側は､逮捕され手錠をされた同医師の姿がテレビで繰り返し放映される事態を避けたい意向で､その代わりに｢どこにでも出頭する｣と話していた

マイケルさんの自宅に同居していたマーレー医師は昨年6月25日､不眠症に悩むマイケルさんに対し､病院で手術時に使われる強力な麻酔剤｢プロポフォール｣のほか､複数の睡眠剤などを投与した｡検視当局は死因を麻酔剤による急性中毒と断定している｡

同医師側は一貫して｢死亡させるような措置はとっていない｣と主張している｡(松野)