小室哲哉の作曲シングルをエイベックスが買い占め!? ライバル会社社長が痛烈批判!!

5月5日に発売された男女7人組ユニット「AAA(トリプルエー)」の新曲『逢いたい理由』のシングルCDを、AAAの所属事務所であるエイベックスが社員に買い占めさせたのではないかと問題になっている。

同作は2009年5月に詐欺罪で有罪判決を受け、作曲活動を停止していた音楽プロデューサー・小室哲哉(こむろてつや=51)の、作曲復帰第一弾として話題を集めていた。

小室の復帰を後押ししているエイベックス社長の松浦勝人社長は、7日にtwitterで以下のようにつぶやいている。

「僕のお願い…TKの復活をオリコン1位にしてあげたい。ライバルは小室さんにお世話になったはずのメーカーのアーティスト。。」

ここでライバルとされている「小室さんにお世話になったはずのメーカー」とその「アーティスト」というのが実際には明かされていないが、AAAと同じ日に新曲『ありがとう』のシングルCDをリリースした、「いきものがかり」とそのレコード会社、エピックレコードジャパンではないかと言われている。

エピックレコードジャパンにはかつて小室が「TM NETWORK」時代に所属していたこともあり、有力な見方だ。

松浦社長の発言に対して、いきものがかりの所属事務所キューブの北牧裕幸社長は同じくtwitterで以下のような発言をしている。

「大人気ないなぁ(笑)。とても上場会社のトップの発言とは思えない」

これらの発言を受けて、AAA、いきものがかりの両作の間に何やらおかしな雰囲気が漂うこととなる。

その後、売上は抜きつ抜かれつといった状態だったが、11日付の週間ランキングでAAAが1位、いきものがかりが2位と決着が付く形になった。

しかしその日、北牧社長はこの決着を受け、twitterでエイベックスとオリコンに対し以下のように言及している。

「それにしても他のランキングではベスト10にも入ってないものを無理矢理社員に買い取りに走らせ1位を取った所で、社員も情けない思いでいっぱいだろう」

「その状況を知った上で、商売のために座視してランキングを付ける調査会社にはもはや存在の意味はない」

この発言、真偽の程は確かではないが、比較として実際に両作の発売からのオリコンデイリーランキングの推移を見てみると、気になる点がいくつか見つかる。

4日からのランキングに両作とも初ランクインし、そこから8日の土曜日のランキング時には、累計でおよそ1,500枚ほどの差でいきものがかりが上回っていた。

いきものがかりは7日のミュージックステーション出演もあり、土曜日に売上を大きく伸ばしていたことも要因の一つだろう。

しかし、9日のランキングではAAAが前日の倍以上の枚数を売り上げ、その結果週間ランキングでは1,000枚ほどの差で逆転しているのだ。

このたった一日での急激な売上の増加が、社員による買い占めではないかと言われているのだ。

また、発売から一週間後の両作のランキングを見てみると、いきものがかりが6位なのに対してAAAは21位にまで落ち込んでいる。

この順位の変動の様子も、買い占め疑惑が持たれる理由の一つであるとする声もある。

当然エイベックスは、「CD買い取りの事実は一切ございません」としているが、ここまでそれらしい要素があると、疑いは簡単には晴れないだろう。(千葉)


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