もうコケられない『こち亀』、撮影現場はピリピリムード!! でも香取慎吾は常に笑顔!?
(02/17)

2009年夏にSMAPの香取慎吾(かとりしんご=34)主演で放送されたドラマ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(TBS系)。
今夏、同ドラマ映画版である『こち亀 THE MOVIE 勝鬨(かちどき)橋を封鎖せよ!(仮題)』が公開される。
大ヒットシリーズ『踊る大捜査線』級のスケールを意識しているという同映画は、ドラマ版と同様、香取が主人公の警察官・両津勘吉を演じる。
そんな現在進行中である同映画の撮影が、押しているスケジュールと大コケするのではないかという不安からピリピリムード全開だという。
『週刊女性』が報じている。

夏公開へ向け現在急ピッチで行われている同作品ロケ。
「両さんを演じる慎吾クンをはじめドラマで登場したおなじみのメンバーに加え、ヒロイン役には深田恭子さん。亀有や浅草など、下町の名所で早朝から深夜まで長丁場のロケが続いています。
夏公開としては、この時期の撮影はギリギリ。だから現場は、ピリピリムードですよ」(映画雑誌編集者:週刊女性)
この調子だと編集なども押してしまい、公開が遅れてしまうかもしれない。
となると、焦ってピリピリしてしまうのもしょうがないのか。

また、連続ドラマの平均視聴率が9.3%と大コケだったことも、ピリピリした雰囲気を作り出す原因となっているようだ。
「これには、自身も大の『こち亀』ファンである慎吾さんも意気消沈したといいます。でも、ドラマ化と同時に映画化も決定していたため、予定は変更されませんでした。
SMAPの慎吾さんを起用しているとはいえ、製作サイドは早くも"大コケするのでは?"という不安を抱えているようです」(同)
ドラマ化の時には「こち亀は何十年も続くシリーズものにしたい」と決意していたTBSだったが、ふたを開けてみると1桁台の平均視聴率となり、1クールで終了。
このことから映画もヒットが不安視されているようだ。

そんな中、スタッフ同様主演の香取も不安一杯で雰囲気が悪いのかと思いきや、そんなことはないらしい。
「いや、それが、マイペースな慎吾クンですからね。集まった野次馬をいっさい寄せつけない、周囲の殺伐とした雰囲気もなんのその。
亀有にやってきた彼は、常に笑顔を振りまいているんですよ。彼にとって懐かしい"わが町"でしょうからね」(同)
現場のピリピリムードは全く感じさせないという香取。
ドラマの時にお世話になった街が、ずいぶんと気に入っている様子だ。

そんな香取"両さん"には、商店街からは多くの差し入れが届けられているそう。
「ああ、ウチのうなぎもね。フラッとやってきて、"ご苦労さま"なんて声かけてくれるから、弁当で食べてもらったよ。慎吾クンが来ると商店街や亀有の街が明るくなるし、人がワッと集まるからね。
やっぱり活気づかせてくれる。気さくだし、素直で礼儀正しいし、これからも亀有のヒーローになってほしいね」(商店街の組合長:週刊女性)
香取の評判は上々。亀有の街を明るくする役割まで担っているようだ。

映画化が報じられた途端に「大コケ確定」や「何かもうやけくそって感じ」といった批判のコメントが殺到した『こち亀』。
香取はこの批判を覆し、映画公開後も笑顔のままでいられるだろうか。(今井)


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