島田紳助､スポンサーへの違約金は3億円!? スポンサーは黒い交際の証拠待ちか!?

島田紳助(しまだしんすけ=55)の突然の引退で､テレビ局やCMスポンサーが対応に追われている｡
フジテレビは24日の『クイズ!ヘキサゴンII』を他番組に差し替えて放送｡
島田をCMに起用していた『三浦工業』では､24日以降のCM放送を休止した｡

そんな中､『スポニチアネックス』では､CMスポンサーへの違約金が合計3億円にも上ると報じている｡

元東京地検検事の大澤孝征弁護士によると､
｢企業は番組を通して会社や商品の評判を上げるためにスポンサー契約をするわけで､番組が契約通りに流れなければ債務不履行になる｡損害賠償を請求できる｣(引用:スポニチアネックス)
とのこと｡
島田は多くのレギュラー番組を抱えていたこともあり､違約金の合計は3億円にも上る可能性があるという｡

報じられているように､島田の引退理由は"暴力団絡み"｡
企業にとって､そうしたタレントを支えていたという事実は大きなマイナス要素だ｡
しかし､企業側が早急な違約金請求に踏み切れない側面もあるという｡

大澤弁護士は､
｢潔く引退した人間をまだ追い詰めるのか､という雰囲気もある｣(同)
と指摘｡
今後の企業側の動きを､
｢さらに悪い証拠が出てきて､世間の空気が変われば､企業も一気に賠償請求に動くのではないか｣(同)
と予測している｡

実際､CMの放送休止を決めた『三浦工業』は､
｢(吉本興業側と)なるべく早い時期に契約についての話し合いを持ちたい｣
としながらも､違約金などの請求に関しては､
｢契約内容については守秘義務があり､教えられない｣
とコメント｡
やはり､現在の企業側のスタンスは"様子見"といったところのようだ｡

損害を受けているのはスポンサー企業だけではない｡

あるテレビ局関係者は､
｢放送したかどうかにかかわらずギャラは支払わなければいけない｣(同)
と証言｡
テレビ局はしばらくの間､引退した島田に対してギャラを支払わなければならないようだ｡

多くの関係者が対応に走り回る中､会見後の島田の行方は分かっていない｡
一部では沖縄県八重山諸島にある黒島に滞在していると報じられており､『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)などはすでに現地入りし､取材を進めているという｡(伊原)