中国版ジャニーズが誕生へ! ジャニー社長が現地でオーディション開催

ジャニーズ事務所が年内にも中国で初のアイドルオーディションを行い､｢中国版ジャニーズ｣を始動させることが3日､分かった｡

同事務所のジャニー喜多川社長はこの日､神奈川･横浜アリーナで行われたHey!Say!JUMPのコンサートを視察｡
公演前に行われた囲み取材で､
｢中国側から『中国にもジャニーズJr.がほしい』と言われて､オーディションをしてもいいよと伝えた｣
と明かした｡

中国ではSMAPや嵐が公演を行ったほか､同事務所のタレント出演番組が放送されるなどジャニーズ人気は高い｡
ここ数年は事務所としてもアジア進出に力を入れており､今回の｢中国版ジャニーズ構想｣はその戦略の要として期待される｡

同事務所は2006年にタイでオーディションを実施したことがあり､海外では今回が2カ国目｡
すでに現地から資料映像などを取り寄せているというジャニー社長は､
｢人数はまだ決めていないが､年齢は中学生くらいになると思う｣
と明言｡
早ければ今年11～12月に東京･帝国劇場で行われるHey!Say!JUMPが座長を務める舞台『ジャニーズ･ワールド』で､中国版ジャニーズのお披露目を考えているという｡

この日行われたHey!Say!JUMPのコンサートには､15カ国から223名の外国人ファンが参加｡
その内､中国からは72人ものファンが訪れたという｡

人気が拡大する中､満を持して中国進出を果たすジャニーズ事務所｡
日本同様､中国でも一大帝国を築くことはできるだろうか｡(伊原)