｢家族のうた｣に引き続き｢クレオパトラな女たち｣も打ち切り決定! 脚本家･大石静が暴露!

日曜9時から放送中のオダギリジョー(36)主演ドラマ『家族のうた』(フジテレビ)｡
ゴールデンタイム放送にもかかわらず､同ドラマの平均視聴率は3%台｡
この記録は民放連続ドラマ史上最低視聴率である｡
フジテレビもこの結果を重く受け止め､放送回数をカット｡
事実上の打ち切りとなってしまった｡

そんな中で､もう一つ"打ち切り"が決定してしまったドラマがあるという｡
それは日本テレビ系で放送中の『クレオパトラな女たち』だ｡

佐藤隆太(さとうりゅうた=32)主演の同ドラマは､美容整形がテーマ｡
出演者には稲森いずみ(いなもりいずみ=40)､北乃きい(きたのきい=21)､綾野剛(あやのごう=30)らが名を連ねている｡

平均視聴率は16日放送の第5話までで7.68%｡
確かに一度も二桁視聴率を記録しておらず､低い視聴率となっている｡

打ち切りが明らかとなったのは､脚本を担当している大石静氏(おおいししずか=60)のブログからだった｡
まず注目したいのが19日に更新された『綾野剛同性愛者を熱演』というエントリーだ｡
｢後3本しか放送はないけれど…｡見てネ｡｣
という一文で締めくくられている｡

そして21日に更新された『感謝をこめて…｡』というエントリー｡
｢｢クレオパトラな女たち｣後3本で終わり､ということを前回､このページに書いた所､無念だというメールを､たくさん頂戴しました｡
この番組を愛して下さっている皆様のお気持ち､うれしく､ありがたく､胸にしみました｡｣
と､冒頭から打ち切りについて触れた｡

さらに大石氏はスタッフやキャストも相性がよく､ドラマづくりの現場としてはとても良い雰囲気だとコメント｡
｢最初の頃は､峯太郎と裕のスピンオフを単発ドラマか映画で…などと､様々に夢を膨らませていたのですが､人生､思うようにはならないものですね｡｣
と､ドラマの世界が広がっていく可能性があったことを告白した｡

残念ながら全10話から2話短縮されることが決定した『クレオパトラな女たち』｡
大石氏はブログでドラマのラストについて
｢自分でもグッと来るような切ない､そして激しいシーンです｡｣
とつづっている｡
大石氏の願いどおり､同ドラマは納得の最終回を迎えることができるのだろうか｡(今井)