松山ケンイチ 「平清盛」で出番激減! 今後は玉木宏を中心に源氏メインに!?

今月3日放送回が関西地区で9.2%(関東地区は11.0%)という大河ドラマ史上最低の視聴率を記録してしまった『平清盛』(NHK)。
17日放送回からは、番組プロデューサー自らツイッターで放送と同時進行で番組を解説するという試みもスタートしたが、大きな視聴率回復にはつながっていない。

そんな中、NHKでは主演の松山ケンイチ(まつやまけんいち=27)に見切りをつけ、今後は玉木宏(たまきひろし=32)演じる源義朝の出番を増やすことを決めたという。
『女性自身』が報じている。

「まず『松山さんばかりクローズアップするのはやめよう』ということになりました。
これまでの視聴率を分析した結果、『彼だけでは数字を取りにくい』ということになったんですね。
もちろん主演ですから全く登場しないことはありえません。
しかし、回によっていろんな人たちにスポットを当て『中心人物を複数にする』のがいちばんの変更点です」(制作スタッフ:女性自身)

そこで松山演じる平清盛に代わる中心人物として浮上したのが、玉木演じる源義朝。
ここ数回の放送で、源義朝の登場シーンが瞬間最高視聴率をマークしたことが抜てきの決め手だったという。

「まず玉木さんと妻の由良御前を演じる田中麗奈さんの夫婦描写を細かく取り上げていく予定です。
また、5月で終了予定だった小日向文世さんの出演も視聴率アップのため2話延長しているんです。
現場では『今後は源氏をメーンに』という声が高まっています。タイトルは『平清盛』なのですが…」(同)

玉木、小日向のほかにも、人気急上昇中の武井咲(たけいえみ=18)演じる悲劇のヒロイン・常磐御前のエピソードも大幅に追加される予定とのこと。
さらに、視聴率回復の起爆剤足りえる有名俳優にもオファーを続けており、松山の存在感は薄くなっていく一方だという。

「このままだと松山さんの出番は削られるいっぽう。
下手すると、1話のうち5分ほどしか登場しないストーリーも考えられているみたいです。
主演なのに"脇役"になりかねないため、意気消沈。誰も声をかけられない状態です」(NHK関係者:同)

7月末にはロンドン五輪が始まり、さらに厳しい視聴率争いが予想される。
メインを平家から源氏へ変更するという荒業で、これ以上の視聴率低下を食い止めることができるだろうか。(伊原)


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