ブラザー･コーン釈放直後に反撃! 暴言電話は元マネージャーの罠だった!?

暴力団の名前を挙げて元マネジャーの男性を脅したとして､6月12日に警視庁町田署に逮捕されたBro.KONE(ぶらざーこーん=56)が3日､暴力行為法違反容疑で略式起訴され､罰金20万円を即日納付して釈放された｡

逮捕から21日目､釈放されたコーンは愛用のメガネにグレーのスーツ姿で報道陣の前に登場｡
やややつれた表情で､
｢今回､前マネジャーとのトラブルにつきまして､酔っぱらっているとはいえ､社会に反する暴言を吐いたことをおわび申し上げます｣
と謝罪し､深々と頭を下げた｡

起訴状によると､コーンは5月16日､元マネージャーの男性に対して､実在する暴力団の名前を出し､
｢おまえ､やられてもしょうがないだろ｡命とりにいかれるぞ｣
などと電話で脅したとされている｡
しかしこの日､コーンは､
｢私は暴力団の付き合いは､全くございません｣
と暴力団関係者との交際を否定｡
そして､
｢この3週間を肝に銘じ､これからの人生をまっすぐ歩みたいと思います｣
とハッキリした口調で語り､再び一礼した｡

またこの日､コーンの代理人を務める弁護士が報道機関向けに文書を配布｡
その中で元マネージャーの解任理由について､
｢『コーンが薬物をしている』と虚偽の事実を言いふらし､業務を妨害した｣
｢女性タレントを脅迫した｣
など素行不良だったと説明｡
さらに､元マネージャーは解任に対する恨みから､コーンや事務所に不当な金銭要求をしており､問題となっている5月16日の電話での会話も､
｢(コーンが)酔っていた深夜に､怒らせて暴言を吐かせて､録音する計画のもと､わなを仕掛けたもの｣
と"ハメられた"ものだと主張した｡

なお弁護士によると､コーンは事務所と相談し､名誉毀損で元マネージャーを近く民事提訴することも検討しているという｡(伊原)