AKB48 天敵･週刊文春と裏取引!? 文芸春秋が東京D公演公式ガイドを発売するワケ

世間を騒がせた指原莉乃(さしはらりの=19)の熱愛スキャンダルをはじめ､これまで"タブー"とされるAKBグループの暗部を暴いてきた『週刊文春』｡
まさにAKBグループにとって"天敵"ともいえる同誌だが､出版元の文芸春秋が8月23日に『AKB48東京ドームコンサート公式ガイドブック(仮)』を発売することが決まった｡

AKB48にとって東京ドームコンサートは結成当時からの悲願｡
さらに､絶対的エース･前田敦子(まえだあつこ=21)の卒業前最後の大舞台ということもありファンからの注目度は高い｡

選抜総選挙やじゃんけん大会の度に公式ガイドブックが発売されているが､今回はこれまでのものとは重みが違う｡
それにも関わらず､なぜ文芸春秋に出版権を与えたのだろうか｡
『日刊ゲンダイ』では､天敵と手を組んだAKBグループのある思惑を指摘している｡

｢企画は指原のスキャンダル以前から進んでいました｡持ちつ持たれつの関係を築こうということです｡
ジャニーズは毎年､SMAPや嵐などのカレンダーの発売権を各出版社に分配｡人気グループのカレンダーともなれば､定価3000円で10万～20万部以上が売れるドル箱商品で､売上は数億円単位になる｡
週刊誌や女性誌ではスキャンダル記事は"ほどほどに"ということになります｣(芸能記者:日刊ゲンダイ)

そもそも『週刊文春』以外の週刊誌がAKBスキャンダルに消極的なのは､彼女たちとの良好な関係を崩さないため｡
雑誌のグラビアに登場すれば部数が伸び､写真集やカレンダーを発売すれば間違いなく当たるAKBグループは､出版界にとってジャニーズ同様"ドル箱"的存在なのだ｡

実際､今回の公式ガイドブックは､
｢20万部は堅い｣(出版関係者:同)
とのこと｡
出版不況が叫ばれる中､これほどの"ドル箱商品"の出版権を与えられたとなれば､さすがの『週刊文春』も大人しくならざるを得ないだろう｡

ただし､あくまでAKBグループと文芸春秋は"持ちつ持たれつの関係"｡
8月24日～26日の東京ドームコンサートを無事に終え､世間の注目がAKBグループに集まったタイミングで大スクープが投下される可能性もありそうだ｡(伊原)